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企業がダイバーシティを推進する理由

      2016/11/02

以前

ダイバーシティ推進する理由は

将来の労働力不足に備えたものだと記載していました。

日本はどんどん少子高齢化が進んでおり、

今でも労働力不足が過大視されている業種も多々あります。

そんな中、各家庭や個人のニーズや事情は多様化しており、

生活スタイルも様々になっていきます。

そんな社会でも、安定的に労働力を得るには、

企業がダイバーシティを推進して

様々な雇用形態をもとに事業を運営する必要があります。

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ロボットが職を奪う

裏を返すと、

今までのように均一的でプライベートや家庭を

蔑ろにするような働き方を従業員に求めて

それで成り立たせている事業は、

今後、そんな従業員を雇用し続けられない可能性が高く、

労働力不足に陥るため、

事業の継続が不可能になるということです。

ただ、AI のような技術が普及し、

ロボットのような自動化ソリューションが

職を奪うとも言われています。

労働力の観点では、ダイバーシティを推進しなくても

ロボットが従業員に置き換われば問題ないのかもしれません。

このように以前は考えていたわけなのですが、

最近、思い直すようになってきました。

ロボットでは出来ない (かもしれない) こと

企業に多種多様なライフスタイルを持つ従業員が居ると、

発想もそれぞれのライフスタイルから生まれて来ますので、

企業は多様化されたニーズに合うサービスや製品を

提供出来るかもしれません。

企業がダイバーシティを推進する理由は

これが大きいように思い直してきました。

ただ、もしこれがメインの狙いであるなら、

企業は多様な働き方をする従業員にも

発言権や決定権を持たせる必要があるように思えます。

最近、女性のキャリアアップ等が注目されていますが、

女性だけでは無く、極論、時短で勤務する人にも

ポストを与えるような大胆さが必要にも思えます。

中途半端取り組みではやはりダメで、

そのくらいの覚悟や抜本的な評価制度の見直しが

企業には求められると思います。

それが出来る日本の企業は、果たしてどのくらいあるのか、

甚だ疑わしく感じています。

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