取り組みが遅いと追い付くのも物理的に不可能か

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。子どもたちはもう小学 4 年生なので、保育園に通っていたときのように病状や発育での悩みのタネではなく、中学受験に向けた勉強だとか成績に関することに頭を抱える日々になって来ました。
特に最近は竜太の学力だとか、勉強に対する姿勢や態度が一番大きな悩みのタネです。一緒に暮らす身近な存在である竜子と随分差が開いてしまっていて、追い付こうにもなかなか追い付けない状況。勉強も運動もそうなのかもしれませんが、能力に差が生じると練習や勉強内容も能力相当のものになりますので、その差を縮めることは至難の業です。かなり強い力学をかけないと追い付けないのですが、竜太にそれが出来なさそうで不憫に思えます。
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宿題や勉強は終わらせれば良いという誤解
これまで子どもたち二人には、同じように指導したり、勉強の計画も同じように立てて来ました。どちらかに肩入れているようなことは無く、本当に同じように。むしろ竜子の方が竜太よりも習い事が 1 つ多い分、竜太の方が時間的に余裕ありましたし、やる気というか負けん気もあったので追加の取り組みとかも本人の希望に合わせてサポートしていました。が、気が付けば成績は竜子の方が随分と良く、竜太は完全に落ち零れてしまった感が否めません。これは竜太の性格的なところが起因してそうです。
竜太は宿題や勉強を言われたところだとか決められたところまで終わらせれば良い、と思っています。間違ってはいませんが、その取り組みの真意は該当の問題を解けるようになったり、解答に必要な情報を覚えたりして、テストや入試本番時に正答出来るようにすることです。そのため、丸付けして終わりではなく、解説を見て理解したり、しばらく時間を置いて自力で解けるかどうか解き直しをしてみたり。そういった姿勢が必要なのですが、終わらせてしまった竜太からするとその問題には二度と取り組まないと基本的に考えているようです。
時間がかかり過ぎるため取り組み量が少ない
そういった感じなので、竜太は反復練習に関して物凄く抵抗を持っていて、かなり腰が重い感じ。その結果、竜子よりも練習量は少なく、力が養われていない感じ。例えばある程度範囲が広いテストに向けて勉強する際、既に取り組んだ内容の復習になるため、手際良く速く演習なり何なりを進めていき、広範囲の内容をなるべく時間をかけずに終わらせる必要があるのですが、竜太にはこれが出来ません。どの取り組みも定着していないらしく、再度解くだけというのに異様に時間がかかります。そして予定よりも随分と時間を消費して終わらせるので、続く取り組み移行で次々と時間切れを迎えていき、最後にはタイムアップとなって切り上げざるを得ません。
単純な話、例えば 1 時間に 10 個取り組める A さんと、1 時間に 5 個取り組める B さんが居たとして、同じ勉強時間を与えられたとしたら、A さんの方が取り組み量は多くなり、より一層学力を上げられます。一方の B さんは取り組み量が少ないので、全く学力が上がらない訳では無いですが、取り組み量に応じた上達しかしません。こんな調子なので、B さんが A さんに追い付くことはほぼ不可能にすら感じます。
竜太にとって辛い状況が随分と続いています。そろそろ歯を食いしばって追い付く姿勢や態度や時間の使い方を見せない限り、追い付くことは物理的に不可能に思えています。