ピンチはチャンスってのは本当 ?
2017/08/26
前回、昔の上司の上司に
ピンチはチャンス
みたいなことを昔の職場で言われたと記載していました。
よく言われる言葉であり特に何の変哲もありませんが、
ふと、そんなエピソード (言われたこと) を思い出していました。
なぜなら、今、ピンチだからです 笑
で、ずっとこの言葉に違和感を持っていたのですが
今日はそのことについて触れたいと思います。
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凡人向けの言葉なのではないか
ピンチという逆境では問題点や課題が露呈しており
これを乗り越えるとその先成功したり推進力になる
という意味が、
ピンチはチャンス
なのだと思います。
ギリギリのところで何とかもがいて生み出したものが
今後の力になる、みたいな。
こんなこと言うとまたアレですが、
でもこれって、
ピンチになるまで抜本的な行動に移せない人や組織に
当てはまるように思えてしまいました。
勿論、どんな人や組織でも
大なり小なり、
直面しないと行動に移せない物事あると思います。
でも、
常日頃からピンチに陥らないように対策を用意しておくことの方が
随分と大事に思えます。
ピンチがチャンスなんかになること自体
日頃から避けておける人や組織の方が高尚に思えました。
理想論でしか無いが、目指すところ
先を見据えた行動や準備は非常に難しいです。
それが出来ない人や組織がいかに多いのか
よくよく痛感しているところです。
でも前述の通り、
ピンチに陥っていない状態でも
あれこれ将来生じる事象を色々考えて
問題点や課題を洗い出し、
ピンチに陥る前にその問題点や課題の解決をするよう心がければ
ピンチに陥らずとも将来的な力になりますし、
チャンスになるように思えます。
なので、ピンチに陥ってしまったときには仕方ありませんが、
普段からの努力がもっと大事だと思います。
やれるだけのことを普段やっている人が
それでもなおピンチに陥ったときに言える言葉が
ピンチはチャンス
であり、そうでない人にとっては
普段サボってしまっていたことを反省すべきに思えました。