今更ながら見た “君の名は。”
2018/03/08
子どもたちのお世話に追われる日々ですが、
週末、子どもたちが寝静まった後に少し時間が出来ます。
その時間を使って、やらないといけないことをこなす感じですが、
息抜きも必要です。
細々と Amazon プライム会員の特典で
Amazon ビデオを見ていたりします。
で、最近、今更ながら “君の名は。” を見ました。
確か 2016 年の興行収入 No.1 だとか何だとか。
確かに、それも頷ける程よく出来ているように思えました。
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割りとありがちな設定と程良い想定外
絶妙なバランスに思えました。
映画の紹介とかで触れているところは
そんなに突拍子も無い話ではありません。
誰か (特に異性) と意識が入れ替わる
みたいな話はアニメやドラマでよく見る設定です。
で、それぞれの不慣れな視点で
バタバタした日々が続いて
周辺のリアクションもビックリ
みたいな。
それに加え、
ネタバレになりますしこの映画のキモになるので
ここでは触れませんが
程よく斬新な想定外が用意されています。
で、想定外なことをアニメとかドラマですると
困ってしまう傾向としては
視聴者の頭 (理解) がついていけないって事態です。
完全に視聴者を置いてけぼりにして
小難しいストーリーがどんどん続くタイプのものも
世の中には存在します。
サイドストーリや設定を、
別途 web で調べないといけないタイプ。
これらは完全にマニア向けですね。
やはり幅広く支持され好きになって貰うには
突拍子もないという度合いを上手く調整する必要があります。
少なくとも、理解の難易度は
別途調べるとか不要で
その作品の中でほぼ完結しておく必要があると思います。
“君の名は。” についてはこれらの点が上手くクリアされていて
最後にモヤッとした気持ちが起こること無く
見終わった後に満足感があります。
子どもたちの思春期が気になる
昔、学生が主人公のアニメとか見ていたときは
自分が思春期だったりして
自分の生活や人生と重ね合わせて見ていた気がします。
今見ると、過去の自分と重ね合わせながらも
少し違う感覚を持って見ていることに気づきました。
そう、子どもたちです。
うちの子どもたちが学生になったとき
どんな風に日々を過ごすのだろう、
どんな風に情緒不安定な気持ちと葛藤するのだろう
そんな風に思いながら見ていました。
こんな風に楽しみ方が変わるっていうのも
子どもを持つ楽しみというか世界・人生観の広がりに思えます。