費用差額を考えてみる : Y!mobile v.s. BIC SIM
前回、嫁さんのケータイ事情の今後を考えるため
Y!mobile と BIC SIM の比較を記載していました。
スペックは両案、似通っていますね。
後はなかなか定量的には表せないポイントもあります。
例えば通信エリアの広さとか通信品質とか。
あと、カスターマーサービスを受けられるショップの違いとか。
格安 SIM (MVNO) の場合、
ショップがないことが一般的ですが
BIC SIM の場合、ビックカメラのお店に行けば
全店舗該当しているか不明ですが
受付カウンターがあるようなので
万が一のときも頼ることが出来ると思われます。
使ったことないので何とも言えませんが…。
一方、Y!mobile はキャリアですので
ショップが結構配備されていますね。
勿論、大手 3 キャリアに比べると見劣りすると思いますが。
で、そのあたりの評価を除くと
あとは価格面での比較になります。
価格は BIC SIM が圧倒的に有利に思えますが
もう少し考察したいと思います。
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ランニングコストの差額
Y!mobile の 1 年目は割り引きキャンペーンがありますので
2,980 円 x 12 = 35,760 円
です。
2 年目以降は
3,980 円 x 12 = 47,760 円
ですね。
一方、BIC SIM の場合も 1 年目の割り引きキャンペーンがあります。
おまけに BIC 光の割り引きもあります。
でも BIC 光使っていない人も居ると思いますので
BIC 光割引無しのケースは括弧書きします。
1 年目は
1,530 円 x 12 = 18,360 円 (BIC 光割引なし 25,560 円)
2 年目は
1,830 円 x 12 = 21,960 円 (BIC 光割引なし 29,160 円)
というわけで、毎年の差額はこんな感じ
- 1 年目 : 17,400 円 (BIC 光割引なし 10,200 円)
- 2 年目 : 25,800 円 (BIC 光割引なし 18,600 円)
- 3 年目 : 25,800 円 (BIC 光割引なし 18,600 円)
2 年間と 3 年間の差額の合計はこんな感じ
- 2 年間 40,320 円 (BIC 光割引なし 28,800 円)
- 3 年間 69,000 円 (BIC 光割引なし 47,400 円)
2 年使えばそこそこのスペックの端末代
Y!mobile 案のコスト面の魅力は
PHS ユーザへの移行を促す端末代割引です。
ですが、上記の比較でわかるように
2 年も使えば
そこそこの端末が買えてしまうコスト差になる訳です。
なので、格安 SIM (MVNO) のサービス品質で
問題ない人は
基本的に Y!mobile ではなく
音声通話出来る格安 SIM の方がコスト効率良くなります。
あとは海外に持っていくときのローミングとか
現状使っているメールアドレスの大切さ次第、ですかね。
前者は現地 SIM を調達すれば通信費安く利用できますので
要は後者のメールアドレスな気がします。
がしかし、最近はメールより LINE 等のメッセージアプリで
連絡を取る時代ですからね。
やはり格安 SIM の方が有利に思えています。