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資産形成に伴うリスク例 : 流動性

      2017/03/20

前回、貯金をはじめとする元本保証の投資手段でも

リスクを持っていることを記載していました。

所有する通貨以外の価値が上がれば、

相対的に所有する通貨の価値が下がっていますからね。

おまけに元本保証の投資手段は大きく増えません。

雀の涙程増えたとしても、

物価高や通貨安で

相対的に資産価値が下がっていては意味がありません。

これは結構なリスクと思います。

では、リスク、リスクと多くの人が言っていますが、

他にどんなリスクが有り得るのか考えたいと思います。

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不動産は流動性のリスクを持つ

主に不動産 (家とか、土地とか) が該当しますが、

すぐに売って現金を用意出来ないリスク

というものがあります。

例えば病気になったり怪我をして、

急きょお金が必要となったとします。

そのときに、やむを得ずに、

手持ちの資産を売却して

現金を用意しようとすると思います。

そんなとき、

自身の投資が不動産のみとなっていると

すぐには売れませんので、現金を入手出来ません。

このような緊急時の話だけでなく、

不動産投資で利益を出そうとする行為においても

いつその不動産が良い価格で売れるかどうかは未知数です。

せっかく投資をしても、利益を得る (売却する) までに

何年もかかってしまうモノもあると思います。

不動産投資は

手堅く利益を上げやすいイメージがあるかもしれませんが、

その代わり流動性のリスクを持っているのです。

株等の証券化された資産は流動性が高い

逆に流動性がリスクとならないケースが、

株や売買取引が活発な投資信託です。

ただ、投資信託はモノによって異なるので

一概に流動性が高いとは言えません。

モノによっては満期が決まっていて

満期を迎えるまで

全く動かせないものもあるかもしれません。

後は普通預金、解約できるタイプの定期預金も

もちろん流動性が高いと言えます。

多くの日本人は、

すぐに使わないお金にも関わらず、

流動性が高く、

その代わり利率が低い預金に

多くの資産を集中させています。

よくよく考えると勿体無い話ですよね。

すぐ使わないなら、

流動性低くても利率が良い運用手段に

切り替えるべきですよね。

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