100 までの数字の把握は必要なのか
2019/08/29
以前もこのブログで記載していましたが、
うちの子どもたち、
KUMON に通わせています。
まだまだ保育園生活が続きますが
何もせずに気を抜いていると
就学して小 1 の壁とやらに衝突してしまいます。
なので、例えば小学校になって宿題があっても
自分で取り組めるようにできていたら
その壁はいくらか低くなるように思えていますし
そもそも、幼稚園組と比較して
就学時の学力差が付いていると可哀想なこともあり
勉強する姿勢・週間を身につけるためにも
KUMON に取り組むことにしました。
で、取り敢えず算数に相当するものをやっていますが
課題プリントの内容に違和感があります…。
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100 まで数えさせたいらしい
子どもたち、
1 から順に数えて読み上げるような課題であったり
数字を順番に線で繋ぐような課題に取り組んでいます。
最初は 1-10 の範囲、
次第に 1-20、1-30 と範囲がどんどん広くなっていて
今では遂に 50 まで来てしまいました。
流石に、取り組む課題のフォーカスは
例えば 20-30、30-40、40-50 といった幅にしてあります。
例えば 20 から 30 の数字が記載された丸印があって
20 から順に線を引くような課題とかです。
で、この数字はどこまで増えて行くのだろうと
ずっと気になっていたのですが、
どうやら、100 まで増えるようです。
1-100 までの数字を、見て読み上げることができたり
モノの絵が 40 個くらい並んでいる状態で
全部で何個あるか数えることが出来るようにしたり。
果たしてこの練習、必要なのだろうかと疑問が湧きます
計算の概念を学ぶ方が良いように思える
私の考えでは
1-100 の数字を扱うより
1-20 もしくは 1-30 までの数字を扱い
その範囲の中で足し算、引き算に取り組んだ方が
よっぽど、算数の力が身につくように思えています。
20 もしくは 30 まで数えられれば
40 台、50 台、それ以降は同じ規則で読み上げれば良いだけです。
つまり、
十の位の数字を最初に読んで、(例 43 : よん
語尾を “じゅう” と言い、(例 43 : よん じゅう
最後に一の位の数字を読む (例 43 : よん じゅう さん
このロジックで、99 までは数えられます。
また、モノが 43 個並んでいるところ
何個あるか数えることも不要と思います。
10 個の塊が 4 つあるので 40、
残り 3 個なので合わせて 43 と数えられば
それで良い訳です。
でもこれをする場合、
グルーピングと足し算や掛け算が必要なので、
計算の概念が無い子どもには無理があります。
なので、今じゃなくても良いのです。
それよりも先に、
1 に 2 が加わると 3 になる
といった計算の概念を身につける練習の方が
よっぽど勉強には相応しいと思います。
作り手もしくは何かの教育 or 育児機関の定める
根拠のない指標として
100 まで数えられること
といったモノがあるのかもしれません。
もしそうなら、確かに不毛と思えるものの
取り敢えずその要件は満たす必要があるので
学習塾なりテキストとしては
練習させざるを得ないかもしれませんね…。