WiMAX ルータ選定
2020/05/29
前回、WiMAX 初心者の私が
色々と調べてまとめたことを
記載していました。
といっても、概要レベルであり
料金面だとか基本的なところを中心にしています。
前回の記載の結論にもありますが
光を引けて契約出来るなら
光コラボを利用するのが一番コスパ良いと思います。
そんな人は無理に WiMAX を頼る必要もありません。
がしかし、
賃貸戦略の人で物件の制約上
光を引けないケースもあり
そのような場合、WiMAX が視野に入るように思えています。
つまり固定回線の代わりです。
では固定回線の代わりに WiMAX を利用する場合
ルータはどのようなものを選べば良いのか
といったことに今回は触れたいと思います。
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モバイル or ホーム
前回も触れていましたが
WiMAX のルータは大きく 2 つのタイプがあります
・モバイルタイプ
・ホームタイプ
もし外でも使うことを考えているなら
モバイルタイプです。
ホームタイプはバッテリーが無く
電源ケーブル挿す必要がありますから…。
あと、一人で使うのか、家族で使うのか、
といった前提の違いでも選定が変わると思います。
持ち運びたいけど、
家の固定回線の代わりに使いたいし
家には家族もいて家族も internet 使う
という人は
モバイルタイプにして持ち歩いてしまうと
家族の方々はその間、internet 使えないです。
まぁその間は各自スマホのデータ通信に頼る
という方法もあると思いますが
家で腰を据えている間にやりたいことは
外出時よりもデータ通信量が多かったりしますので
ちょっと運用し難そうですよね。
家族用途がある場合は大人しく家に据え置ける
ホームタイプにしましょう。
でも家族全員で外出するときとか…
と思うかもしれません。
まぁ気持ちは分かりますが、頻度次第ですよね。
もしくは、ヤフオクとかでモバイルタイプの端末だけ
中古とかで買っておけば
WiMAX の SIM を差し替えて用途に合わせて使う方法も
ありだと思います。
WiMAX 電波向けの機能を優先
固定回線の代わりに使う、
といった観点の場合、
基本的には前述の通りホームルータタイプになると思います。
ホームルータタイプはあまり種類が多くありませんが
2020.5 時点で、選択肢は 2 つあります。
・Speed Wi-Fi HOME L02
・WiMAX HOME02
詳しいスペックの違いは他サイトを参照ください。
私のブログよりも分かり易いモノが沢山あります。
がしかし、1 点、要注意です。
通信速度の最高値は
ハイスピードプラスエリア利用時で、7GB / 月を超えると制限。
なので、基本的には使わないモノのため
通信速度の最高値は
WiMAX2+ (ハイスピードモード) のモノを見て比べましょう。
これらを踏まえ、比較要素となりそうなモノを以下に記載します。
Speed Wi-Fi HOME L02
・Huawei
・筒形 93 x 178 x 93 (㎜)、436g
・下り最大 558 Mbps (4 x 4 MIMO、256QAM)
・上り最大 30 Mbps
・同時接続数 無線 40、有線 (LAN) 2
WiMAX HOME02
・NEC
・小型 50 x 118 x 100 (㎜)、軽量 218g
・下り最大 440 Mbps (4 x 4 MIMO)
・上り最大 30 Mbps
・同時接続数 無線 20、有線 (LAN) 1
・WiMAX ハイパワー
・バンドステアリング
・Alexa 対応、見えて安心ネット
ここで注目したい点は上記の赤字部分。
両方とも WiMAX 電波に関わる機能なようです。
256QAM は電波良好な場合に通信速度を上げる技術。
WiMAX ハイパワーは消費電力を上げて
WiMAX の電波を掴みやすくする技術。
という訳で、
安定的なエリアにいてスピード重視の人は L02、
スピードよりも電波の揺らぎとか安定性気になる人は HOME02
というのが私の結論です。
接続数だとかは別途無線 LAN ルータをブリッジモードにして
上記ホームルータにぶら下げたらどうにでもなると思います。
一方、前述の青字のバンドステアリングですが
これは WiMAX 電波向けではなく wifi 電波向けの機能です。
もしこれが気になりつつ L02 を選ぶ人は
先程の話と同じく、別途、バンドステアリング機能が付いた
無線 LAN ルータを繋げて使えば良いだけですので
あまり気にしなくても良いと思います。
という訳で、L02 の評価が高いサイトが多い中
HOME02 も採用するメリットが十分にあるように思えてきました。
小型軽量ですので、室内の配置も便利そうです