仕事じゃない仕事な週末
いつも子どもたちの対応をしながら日常生活を送ることで時間と体力を疲弊しており、毎日がサバイバル状態です。土日くらいは休みたいモノなのですが、子どものことで色々な取り組みがあったりして、結局休めず仕舞いで週明けを迎えて、月曜日からヘロヘロ状態。そんな日々を送っています。
幸いにも週末も仕事をすることは稀ですが、先日の週末、有志で開催する企画がありそこに首を突っ込んでいることもあり私も勿論手足となって動きました。そしてその翌日は子どもたちの学校のイベントがあり PTA 総動員で運営されました。うちは役員ではないのですが、動員として組み込まれており、手足となりました。そして貴重な週末が終わってしまいました…。が、そこまで悪い気もしません。不思議と。
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潔癖症だった
大学を卒業して社会人 1 年目として入社した勤め先は、かなりのホワイト企業だったこともあり、サービス残業の撲滅だとか公私混同への注意喚起だとかそれなりに厳しいところでした。物凄く従業員に優しいトコです。私は根が真面目なので、そういう文化なところで社会人の基礎を身に着けてしまい、かなりな潔癖症に陥っていました。つまり、業務外で仕事をすることを忌み嫌っていました。勿論、それは正しい考えではありますが、例えば自身の夢だとか自己実現として、昇給昇進を掲げている場合はそんなキレイ事を言っている場合ではなく、手段は問わず成果を出す必要があります。私はルールありきでの競争と無意識に思っていたので、野心的に成果を上げるような競争相手からすると見劣りしてしまい、昇進昇級とは無縁なレールにすっかり乗ってしまっていました…。
随分と幼い意地を張っていたように思えます。その潔癖症はただの自己満足です。もしくは、頑張りたくないことの言い訳だったのかもしれません。そのくせ、他の人たちが先に昇進・昇給している様を見るのも嫌でした。
自分の時間の使い道
自分の時間を自分のために使うことが当然で、貴重な週末、自分の時間を何か別のことに使うことが物凄く嫌に思えていました。ほかの何かに時間を費やすくらいなら、自分の好きなことに時間を費やしたい。至極当然な発想です。ですが、最近、少しその考えも変わってきています。普段から自分の時間を子どもたちに費やしていることもあり、それが仕事関係の取り組みだったり、子どもの通う学校関係の取り組みであっても、そこまで気にならない、というか。むしろそういった時間の使い方を通じて楽しめていればそれで良いと思えるようになってきました。
ただのやらされ仕事を、やらされ仕事として捉えるのか、それとも前向きに楽しむのか。その違いなのかもしれません。自分自身のために熱中する物事が最近無い一方、取り組みの 1 つ 1 つを楽しめるようになっているのであれば、随分と成長できたように思えます。これも育児を通じて得られる恩恵、でしょうかね。