億り人、量産か ?
コロナ禍の中、
景気は低迷するはずですが
なぜか株高、まぁまぁ債券高です。
これはなぜかというと
実際経済では厳しい局面にあるため
先進各国の中央銀行・政府が
量的緩和政策を進めているからです。
つまり、景気が沈もうとしているところに
景気刺激策として、お金の流通量を増やして
景気を下支えしている感じ。
そうなると、
流通したお金は行き場を探しますので
株、債券、その他の投資手段に
どっと流れていき、流れた先が高値を付ける。
そんな仕組みとのこと。
その結果、一時期、ビットコイン等の仮想通貨高で話題になった
億り人が多く出現しているとのこと。
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数年で億り人
ニュースを見ていると
30-40 代の人が仕事で得た収入を資金に
少しずつ投資を続けて
億り人になったケースはもはや少し昔の話らしく
最近では最短 1 年くらいで
元手 100 万円くらいから初めて億り人になったような
20 代も存在するとのこと。
以前よりも億り人が珍しくなくなった
とまで言われていました。
何ともビックリな話です。
バブル崩壊、失われたウン十年とか言われた時代で
育ってきた私からすると
投資に対して楽観的に捉えて成功している人は
そこまで多く居ないイメージですが
この景気が上向く局面で育つ若者は
そんなネガティブなイメージを持っていないのかもしれません。
投資すれば簡単に増える
という経験を積む人が増えることの是非は
何とも言い難いですね。
と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが
自由競争・資本主義の国で生きる上では
投資・資産形成は必須と思っています。
ましてや日本国内の銀行の金利がほぼ 0% なのに
そこに多くの資金が貯金されている状態は
異常としか言えません。
投資に多くの人が興味を持つことは
非常に良いことと思っています。
勝者の裏に努力や敗者
数年で億り人になる人たちについて思うことは
少しばかりの妬み (笑) と
多くの賞賛および敬意を持っています。
彼ら彼女らは、
一生懸命、考えて考えて、
勇気を出して一歩踏み出して
リスクを取ったのでしょう。
その結果のリターンです。
そんな彼ら彼女らが
小石を投げられる必要はありません。
彼ら彼女らの努力、勇気、リスクに見合うリターンです。
平凡な暮らしをする我々にとって
殻ら彼女らの行動をどう捉えるか。
ここが重要ですね。
まず、この局面、
多くの人が投資に興味を持ったでしょう。
前述のように色々な投資商材が高騰しています。
しかも最近、ビットコインも急増しています。
5 倍だとか何だとか。
これに手を出していた人は、そりゃ多くのリターンを得ますよね。
では全員が勝ち戦だったかというと
上昇傾向とは言え変動する相場です。
これに振り回されて、敢え無く撤退する人たちも多く居たでしょうし
地味なアマウントでの投資に留めておき、
億り人まで至らない人も多く居るでしょう。
つまりこういった人たちの中の氷山の一角が
億り人なのです。
一般人、平凡代表の
例えば私のような人が、果敢にショートトレードに挑むと
さてどちらになっていたものか。
仮定の話はいつまで経っても仮定ですが
凡人の私は、景気動向に振り回されず
コツコツ長期投資がやはり性に合います。
家庭を守る必要もありますし、なかなかリスク取れないですしね。
ただ、これを機に興味を持って取り組み始めることは
非常に良いことです。
皆さんもきっかけにしてみてはいかがでしょうか。