策士、竜子
気が付けば 3 月で、
恐らく、気を抜いていると 3 月も一瞬で終わります。
そうすると今の年長さんが卒園して就学していて
うちの子どもたちは 4 月から年長さん。
保育園で最後の 1 年が始まり、そして終わっていくでしょう。
その後に卒園してしまうと
恐らくもう二度と来ることのなくなってしまう保育園。
何だか寂しい限りですね。
とても感慨深いですが
一方で、子どもたちの成長もあり
これからが頼もしくなっていきます。
成長の証と思いますが
以前も触れたように、
最近、竜子がオセロをやりたがります。
竜子はこの手のパズル要素のあるゲームが好きらしく
お友だちとも遊ぶことがあり、
実際に目にした訳ではありませんが
面白いエピソードがあったようです。
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勝敗をコントロールする竜子
子どもたちが遊んでいたオモチャは
ちょっとしたパズルのような感じらしいです。
台座の上に
順番に積み木みたいなパーツを置いていき、
自分の番で置けなくなった人が負け、と。
逆に最後の 1 個を置けたら価値、と。
で、竜子は何をしたのかというと
自分の番が回ってきたときに、
自分は何回か勝っていたらしく
またもや
自ら勝てるような局面が回ってきたらしいのですが、
なかなか勝てなくて困っていた竜太に
勝ちを譲るようなことがあったとのこと。
また、別のプレイの際には
またもや竜子が勝てる局面だったのにも関わらず、
自分の次のお友だちが置けなくなって負けるのが可哀想だからと
わざと小さいピースを置いて
お友だちも置けるようにした模様。
その結果、お友だちもピースを置くことが出来て、
お友だちの次の番は何と先生。
先生が負けるように調整してしまった模様です。
勝たないといけない局面で勝ち取れるか不安
竜子はもともと周りを気にして譲る感じが無かったのですが
公園で小学生が遊具を占有している状況に出くわし、
その様子を見ながら、竜子に話しかけてみました。
じゅんばんこ、してくれなくて
ずっと独り占めされたら
竜子、どう思う ?
詰まらないよね ?
詰まらないと思うなら
竜子は他の人にそれをやっちゃいけないよ。
竜子はちゃんと、はいどうぞ、とかお先どうぞ、しようね。
と。
独り占めされる経験をしっかり覚えて
それからは公園の遊具も他の子に譲るようになりました。
恐らく、この習慣を身に付けたこともあり
先生、お友だち、竜太と遊んでいる状況でも
譲り合うことが出来たのだと思います。
とても優しい気配りですが
肝心なとき、
競争に勝たないといけな局面で
今度は心を鬼にすることが出来るのか。
少し不安になりました。
竜太と小競り合いするときは
あまり譲らないのですが、
肝心な局面で優しさが出てしまい
損してしまわないか。
優しい心を持ちながらも、
決めるときにはビシっと決める子になると良いのですが…。