天気の子、普通に楽しめた
2022/01/05
いつか見ようと思って
ずっと見られないでいる作品が多々あります。
天気の子
も、そのうちの一つでした。
新海誠監督の作品の一つです。
名前まではわからなくても、
君の名は。
を見たことがある人は多いでしょう。
なぜか私の中では
時をかける少女
サマーウォーズ
バケモノの子
を手掛けた細田守監督とごっちゃになります。
いずれにしても
日本のアニメ映画 = ジブリの構図を変える
新しい流れかもしれませんね。
で、話を戻しますが
天気の子、internet での評判はイマイチでしたが
普通に楽しめた気がします。
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合理性を問う作品では無い
イマイチを評価している内容は
大きく 2 種類あるように見えました。
1. 登場人物の行動が非合理であり不自然
2. 製作者が抱く女性像や話の展開に不快感
ネタバレになりますので
詳細な記載は避けますが
“1” については
そもそも視聴の仕方が勿体無いように思えます。
そんな小難しいこと考えずに
ぼんやり見ていれば良いと思います。
あーそんなことしたら人生、棒に振ることに
なんて考えなくても良いのです。
そもそも色々な設定がファンタジーですので。
話の展開や主人公の感情に想いを馳せて
甘酸っぱい感じを楽しめば良いのです。
“2” についてですが
これはもう、ターゲットではなかったと諦めるしかありません。
製作者がもう良い歳なのに
こんな描写するなんて気持ち悪い
といった感想は
何というかお門違いな気がします。
製作者を考えながら楽しむのなら
タレントが監督をしている作品だったり
人間性とかを気に入っている監督の作品を見ましょう。
奇しくも気候変動について考える
映画のタイトルは
天気の子
です。
勿論、気象に関わるストーリーですが
何だか、昨今の気候変動についての課題提議にも思えました。
が、もちろんこれは深読みと思います。
製作者にそんな意図があるようにも思えず
前述のように、小難しいことを考えずに
映画のお話を楽しむべきと思います。
ただ、深読みとは思いながらも
環境破壊だとか気候変動だとか
人間の主に経済活動が原因とされて
に生じる自然環境変化が課題視されていることについて
もしかすると違った捉え方があるのかもしれない
と思い、考えさせられました。
人間の活動が原因で生じる環境の変化で
結局、人間が住み難くなるのは自業自得と言えるでしょう。
とは言え、世代で言えば、
上の世代が変化させて
下の世代が変化してしまった生き難い環境で何とか生き延びるのは
不合理に感じるかもしれません。
なので、先の世代のことも考え、
環境の変化を起こさせないように
例えば CO2 排出量削減が各国で目標設定されています。
ですが、環境の変化は
人間が何もしなくても自然と生じるモノも多々あり、
例えば恐竜絶滅が一例です。
人間が何をしようとも
そんなものは誤差程度でしかなく
抗えない大きな変化を受け入れるしかない
といった考え方もあるのかもしれませんね。
話を戻しますが、いずれにしても、
天気の子
は普通に楽しめる良い映画と思います。
まだ見てない人はお試しあれ。