PC Anki アプリで単語帳作り
前回、Ankidroid で Duo3.0 を取り組む話をしていました。
Ankidroid は単語帳アプリなので
表面と裏面を自作することが出来ます。
表面に日本語訳、裏面に英語例文を記載し、
裏面を表示する際に該当のオーディオが再生出来るようにすると
単語の発音や英文暗記の手助けとなります。
音源の準備と、表面および裏面の情報の準備は前回完了しました。
今回は PC の Anki アプリを用いて単語帳を作る工程について触れます。
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音源ファイルを所定の場所に置く
Duo3.0 の例文は 560 ありますので
例文毎の音源ファイルも 560 個となります。
windows では以下に Anki アプリのデータファイルが
格納されているかと思います。
%APPDATA%\Anki2
私の場合は Anki アプリのユーザ名が
ユーザ1
のため、以下の場所に音源ファイルは格納されています
%APPDATA%\Anki2\ユーザ1\collection.media
ここに先程の 560 個の音源ファイルを放り込んでおきましょう。
前回作成したタグ区切りファイルの C 列の
[sound:001.mp3]
といった記載は
このフォルダの該当ファイル名のものを再生する
という意味らしいですね。
Anki カードのフォーマットを作る
次に Anki のフォーマットを新たに用意します。
デフォルトでは表面と裏面の情報を記載するフォーマットですが
これに 3 つ目の情報を登録できるようにします。
名前は何でも良いと思いますが、”Audio” としました。
PC 版の Anki アプリを立ち上げて、
ウィンドウ上部の “ツール” の中から
“ノートタイプを管理” を選択します。
ここで現れるウィンドウのメニューの中から
“追加” を選択し、”追加: 基本” を選び、”OK” をクリック。
すると名前入力となるので、”Duo3.0″ と入力して “OK” をクリック。
出来上がった新しいフォーマット “Duo3.0” を選択し、
メニューの中から “フィールド” を選択。
次に現れるメニューの中から “追加” を選択し
フィールド名を “audio” に決定。
その後 “保存” をクリックし、
次は新しく作ったフォーマットの “Duo3.0” を再度選択して置き、
“カード” をクリック。
“テンプレート” のところの “裏面のテンプレート” を選択して
下部にある “フィールドを追加” をクリックし、
先程作った “audio” を選択
これで裏面に “audio” が追加設定されました
後は保存して、フォーマット編集は終了。
これで準備はほぼ完了です。
次回は
実際に単語帳を生成してスマホに取り組む話に触れたいと思います。
