Duo3.0 を Anki で取り組む
2022/08/16
twitter で TOEIC に取り組む方々の tweet を目にします。
先日の TOEIC の結果をオンラインで確認出来るようになった際、
色々な人が点数報告をしていました。
報告は概ね 800 点台だとか 900 点台でレベルが高く
700 点台の私は肩身が狭い感じがしました。
私のことをよく知る私からすると
この点数も十分な達成だったりしますが
英会話を毎日しているのにその点数なのか ?
と突っ込まれてしまうとちょっと厳しいですね…。
でも TOEIC 対策を全く何もせずに英会話だけでこの点なので
御の字と思っています。
英会話レッスンに加えて取り組んでいるモノが
語彙力のメンテです。
Ankidroid というアプリを使って、
自分で英単語の単語帳を作って毎日復習しています。
が、先日、
TOEIC に関する tweet の中に Duo3.0 のことも目にする機会があり、
以前やろうと思いながらも
腰が重く感じていた作業をしてみることにしました。
Duo3.0 の例文を Ankidroid で取り組めるようにしたのです。
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音源ファイルを例文毎に分割
Ankidroid は Anki アプリの Android 版です。
単語帳アプリで、単語帳の表と裏に情報を記載し
単語帳と同じようにして覚える際に利用出来ます。
スマホで使えますので、持ち歩いて隙間時間で利用可能。
通勤時間のオトモにすると良い感じですね。
Duo3.0 の例文は、
覚えておくべき単語とイディオムが含まれていますので
丸ごと覚えて損しない代物になっています。
例文は手元のテキストを見ながら自分でタイプしても良いのですが
560 個もあり途方もない作業になります…。
が、検索すると、
例文とその和訳がテキストの内容そのままに
tsv ファイル (タブ区切り) で公開してくれている方が居たので
それを頂きました。
次は音源です。
anki では 1 枚のカードに音源や画像をセットすることが可能です。
表面に日本語訳、
裏面に答えとして英語例文を表示しつつオーディオを再生させる
といったことも可能です。
が、Duo3.0 の CD に収録された音源は
残念ながら 1 トラックに例文が複数収録されています。
これを mp3 等にすると、トラック事にファイル化されます…。
anki では設定できるオーディオがファイル単位なので
該当例文のオーディオだけ再生させるには
ファイルの分割が必要になります…。
これが最大の難関となります。
が、これも intenet 上で検索すると
CD から mp3 ファイルに変換する際に分割してくれる方法と
複数の例文が収録された mp3 ファイル (CD と同じ) から
例文ごとに分割した mp3 ファイル複数にする方法が見つかりました。
CD も手元にありますが、以前、学習用に mp3 ファイルにしていたので
私は後者を選びました。
使用したツールは
音声別カッター
というものです。探してみてください。
各例文ごとに mp3 ファイルを作ることが出来たら、
各 mp3 ファイルの名前を統一します。
私が internet 上を検索して見つけたツールは
DUO_001.mp3
といった感じのファイル名になっています。
560 個例文があるので
DUO_560.mp3
までファイルはあります。
560 個ファイルがあるので、ファイル名を編集するのは困難です。
既に DUO_xxx.mp3 とファイル名は統一されているので
このままでも問題ないのですが
001.mp3
002.mp3
:
560.mp3
という感じの名前が並ぶように編集しました。
大量のファイルを一括でリネームするツールも
internet 上に転がっているので
安全そうなモノを見繕って使うと良いかと思います。
私が使ったツールは
Flexible Renamer
というものです。
タグ区切りファイルの編集
前述のタグ区切りファイルですが
これはタグで日本語訳と英文が区切られたフォーマットです。
Excel で開くと、Excel 表で描画してくれます。
A 列に日本語訳、B 列に該当する英語例文、といったフォーマット。
イメージ的期には、A 列を単語帳の表、B 列を裏にする感じです。
ですが、これに C 列を追加します。
C 列は、該当するオーディオファイルの指定です。
C 列には、以下のような記載が並ぶようにします。
[sound:001.mp3]
[sound:002.mp3]
:
[sound:560.mp3]
これも手作業でやると 560 行もあるので途方もくれます。
ので、Excel の力を借ります。
D 列にまず、
[sound:
を全て入力します。
次にその隣の E 列に
001
002
:
560
を入力。
これは数字が 1 ずつ増加する形なので Excel 機能を使えば
簡単に入力できます。
更にその隣の F 列に
.mp3]
を入力。
D 列、E 列、F 列を Excel 機能で結合します。
& を使ったり CONCATENATE 関数を使いましょう。
で、最後は C 列に結合した文字列だけ並ぶようにしましょう。
例えば G 列に
=D1&E1&F1
といった記載を並べておいて
結合できた文字列 (G 列) をコピーし、
C 列にペーストする際、
書式コピーじゃなく値コピーすると良いと思います。
上手く値コピー出来ていれば、
その後に D、E、F、G 列を削除しても
C 列に
[sound:001.mp3]
[sound:002.mp3]
:
[sound:560.mp3]
の文字が並ぶと思います。
これで取り合えず下準備は完了です。
そろそろ長くなったので今日はこの辺で終わりにします。
明日、Anki 側の設定について触れたいと思います。