不器用ながらも根性と思いの竜太
以前、このブログで触れていましたが、竜子についてはある程度見限っています。竜子には何を言っても響かなさそうです。竜子は自分のことを無意識のレベルで最優先にし過ぎています。自分が時間や周りに合わせるというより、自分のペースで不都合に直面することに文句と不満を持つタイプのようです。なので、やりたいことや実現したいことを一人前に立派な目標設定するのですが、そこに見合う取り組みをしようとせず、自分が十分と思えるくらいで満足してしまいます。それ自体悪い話では無く、それで出る結果も受け入れてくれたら良いのですが、自分が満たされない結果に文句を言います。実現したいことから逆算してそれに見合う取り組みが自分の好みに合わなくても頑張ってやり通す、といったことを出来ないようなのです。
一方の竜太ですが、彼は意地と根性があったりします。残念ながら才能的なモノやセンス的なモノが不足しているので努力に見合う程の見返りが少ないのですが、いつも強い拘りで色々と遂行しています。
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終わらせたい
竜太は中途半端がどうやら嫌いです。中途半端に残るのなら、もう最後まで終わらせてしまいたい。そんな風に思うようです。例えば何かのテキストやら問題を解いている中、残りもう少しのところまで来ると、キリが悪いのでもう終わらせてしまってスッキリした模様。
勉強においては心強い性格ですが、趣味・娯楽についても同様なので頭を抱えてしまいます。例えば映画だとか工作を途中までやっていて、時間切れとなって切り上げるとなると物凄く気持ちの切り替えが下手で、名残惜しさ満点で切り上げる動きに移行出来ずダラダラと続けてしまいます…。また、チャレンジタッチで 1 日 1 回取り組めるゲーム感覚のコンテンツについても物凄く楽しみにしていて、夜遅くなってしまってもそれをやらずには寝たくない模様。何というか固執が強過ぎます。
諦めるのが嫌い
そして竜太は諦めたり放り投げるのが嫌いなようです。というよりも苦手らしいです。そこで辞めて逃げてしまうことに物凄く大きな抵抗感が生まれるらしく、疲れていてもその日終わらせると決めた取り組みが終わるまで遂行しようとします。驚いたことにそれは 1 日や 2 日だけ続くモノでは無く、毎日そのスタンスなのです。難しい問題とかに取り組んでいてわからなさ過ぎて疲れていて、何度頑張っても上手く出来ず悔しい思いをしていて、もう取り乱しているからその日は止めた方が良くても、竜太は止めることの方を嫌がったりします…。
一方で、文字や文章を読むのが苦手であまり好きじゃないので、学校の図書室で借りる本はいつも絵柄が入ったモノや工作の本だったりします。そこは用意に逃げるあたり、自分で選ぶモノは好みに合わせていて、学校や習い事の取り組みで出ている課題は諦めずしっかり終わらせたいと思うようです。外面を気にする見栄っ張り、ということなのかもしれません。
この頑固な感じと意地と根性、このまま継続出来るなら、なかなかなところまで登ることが出来るかもしれません。ただ、前述のように努力が報われる程のセンスやら才能がない事実もあるので、彼のモチベーションがどこまで続くやら、です。
