ガンダム 1st 完 (子どもたちと視聴)
以前、子どもたちとガンダム 1st を見ていると記載していました。ガンダムは世代を越えて多くのファンを持つ作品です。最近では国内だけでなく、海外でも人気があるようです。先日、ニュースを見ていたら、海外でガンプラを作っている映像を目にしました。作品の魅力を理解して、そのプラモデルに興味を持つ流れも日本独特のモノというより、世界共通なのかもしれませんね。
ただ、ガンダムは馴染みのない人にとって入り難さがあることも事実です。最初の作品は随分と昔のモノで、今に至るまでで何作品もあり、どれから見たら良いのかわからなかったり、どの作品とどの作品に相関があるのかわからず迷子になります。色々な考えがありますが、やはり 1st から見ることが王道で基本と思います。が、古い作品なので絵のクオリティがなかなか見続けるのにはハードルとなります。それを乗り越えられるか否か、なのですが、うちの子どもたち、遂に 1st を全て見終えました。乗り越えたのです。
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最後のフワフワが鬼門で肝
1st は最後の方になると、ニュータイプという概念が入ってきます。これがそれまでのミリタリーかつ SF 路線と比べると随分と毛色を変えています。それまでは戦場のリアリティを丁度良いバランスで描いていました。現実的過ぎて詰まらなくさせず、ファンタジー過ぎて非現実的になり過ぎず。がしかし、この絶妙なバランスがニュータイプの概念が入ることで一気に崩れます。一気にフワフワした感じになります。
ですが、このニュータイプの概念が一部のパイロットの非現実的な適応力だとか出撃時の実績の裏だったりします。特に 1st の主人公のアムロ・レイは異様なまでにガンダムの操縦に適応していき、敵モビルスーツを異常なまでに撃墜していきます。ニュータイプだからです。
エンディングもニュータイプが要
作中のエンディング、主要登場人物たちはかなりのピンチな状況に陥ります。そこからエンディングに向かっていきますが、これもまたニュータイプが重要な役割を果たします。人と人が分かり合えることを体現するニュータイプ。1st のエンディングではニュータイプやオールドタイプの垣根も取っ払うくらいの勢いで思いが伝わっていきます。そういえば、1st では自軍に閉じていましたが、”逆襲のシャア” ではこれが軍の垣根を越えて思いが伝わって行動に移すほどになっていましたね。
と言う訳で 1st を見終わりました。次は Z に突入です。楽しみです。