モンスター・ライブ・ロックンロール
前回、USJ のハリー・ポッターのショーについて触れていました。映画ファン前提にはなりますが、色々と忠実に再現されていて、映画の中に入り込んだ気分になれます。絶叫系のアトラクションの方がテーマパークらしくわかりやすい満足度ですが、ショーの類も楽しいですね。ショーは文化的な要素を多分に含んでいます。私のバックグラウンドでは 遊園地 = 乗り物系のアトラクション という観点しか持ち合わせていなく、それ以外のコンテンツはおまけくらいにしか思っていませんでした。がしかしショーもなかなか楽しく優雅な時間の過ごし方に感じています。そう思えるあたり、生活の文化レベルが上がったのだと思います。これも家族のおかげです。そして今日も文化的なショーのお話です。
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MC 役の方が素敵過ぎる
USJ のショーの中で定番・老舗のポジションがユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロールです。舞台が墓場だったり、雰囲気がオドロオドロシイのでもしかするとホラー系のアトラクションかと思い冷や冷やしていました。私もそこまで好き好んで観ないジャンルですし、何よりも子どもたちが耐え兼ねないです。特に竜太。物凄い怖がりで、いつも家で Amazon Prime にて映画を見ていると、少しでも不安感漂うシーンになると落ち着かず部屋の中をうろうろしたりお母さんを探し始めます。
がしかしそんな不安を他所に、ショーは楽しい MC と音楽ショーでした。テーマがホラーな墓場というだけです。で、この MC 役の方が物凄く上手でした。MC の観客向けの問い・呼びかけに、一部、熱狂なレスをする観客が居たのですが、それの対応が物凄く上手でした。上手く往なして笑いに昇華させて、それと同時にその観客本人および他の観客にも悪い雰囲気を生み出さない絶妙な触れ方。関西弁なのも大阪にある USJ に来ている価値があるような気がします。
信頼と実績のある王道選曲
で、そのショーのメインとなる音楽パフォーマンスは、かなりベタな選曲でした。例えば YOUG MAN (Y.M.C.A) だったり、郷ひろみが あーちーちーあちー って歌ってカバーしていた Livin’ La Vida Loca だったり。全曲把握している人は少ないかもですが、その大半が、大人ならどこかで聞いたことある曲だったと思います。それをバンパイヤだとかフランケンシュタインといったアンデッドモンスターや墓荒らしに扮した演者が踊って歌って魅せてくれます。本当に歌っているかどうかは怪しいですが…。口パクの可能性は高いです。
まぁそんな感じの選曲ですし、特にホラー要素も無かったので、子どもたちも楽しんでいました。私は竜子の隣、嫁さんが竜太の隣でショーを鑑賞していたのですが、嫁さん曰く、竜太はオオカミ男が気に入ったようでした。遠吠えしているのが面白かった模様。相変わらず変なところにスイッチあります。
流石の定番・老舗といった感じのこのショー、硬く置きに行くモノとしておススメです。
