双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

我儘は期待値を引き上げる

   

このブログは育児ブログです。育児生活を中心に綴っています。子どもたちがまだまだ小さい頃、子どもたちの病状に随分と振り回されました。その振り回されっぷりは育児に携わる前の生活からすると想像も出来ず、未知のサバイバル状態を切り抜ける必要があります。なので、育児には体力が必要です。コロナを経て今はどうなのかわかりませんが、晩婚だとか高齢出産とか、現代社会はそっち寄りに傾いていた気がします。がしかし、育児観点ではやはり若いうちに子どもを授かり、十分な体力で挑むべきだと痛感しています。

その一方、子どもたちがある程度大きくなると、今度はメンタルだったり子どもとの人間関係面での悩みが生じます。それもまた、子どもの成長と思い喜べる程の余裕が親にあれば良いのですが…。

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相変わらずの我儘

竜太は小さい頃から我が強く、意に沿わないことが生じるとすぐに機嫌を損ねていました。気性が荒いです。それは竜子も同じですが、竜子は性別差のためか、竜太を置いてワンステップ先に辿り着いた気がします。少しおねえさんになった感じ。といってもその差はまだまだ僅かですし、相変わらずマイペースな竜子は嫁さんにも私も遅い遅いと毎日何回も言われています。こうして距離を取って俯瞰的に見ると、両親から遅いと何度も言われる竜子が不憫に感じます。竜子が遅いのも事実ですが、それよりもこの忙しい社会が諸悪の根源な気がします。竜子の遅さは、ある意味、人間的で文化的です。

竜太に話を戻すと、今でもなお、我が強く、重い通りにならないとイライラするようです。自分の興味に従順で、簡単に寄り道します。本当に自由人な感じがしていて、時間に余裕の無い生活をしていると、その様は見ていてイライラします。それを制するように振舞うと、竜太は反発したり余計手に負えなくなるので、基本的に竜太の我儘は優先されています。

我儘の代償

竜太の問題となる言動は、その我儘というより、我儘を受け入れて貰えているのにもなお、感謝や遠慮が生じない点です。また、その我儘が受け入れられる代わりに成すべきことも生じます。ある種、責任とでもいうべき代物です。しかし竜太はその重みを微塵にも感じず、マイペースにのほほんとしています。こちらからすると、散々我儘を言って通してもらった挙句、ちっとも竜太のパフォーマンスに活かされていなかったり、他を譲るといったメリハリも見えなかったりするので、見ていてかなりイライラしてしまいます。

相変わらずですが、竜太は自分の我儘が叶うことが普通であり 0 だと思っているようです。我儘が通らないことがマイナスなので文句と不満が生じます。でも我儘が適ってもプラスではないので、そこに感謝や遠慮が生じることも無いです。このまま竜太がずっとこのスタンスを取るのではないかと不安になっています。厳しく言うのですが、さっぱり響かず。怒って怒って竜太も泣いて反省するようなやり取りもたまにするのですが、一向に変わりません。果たしていつ伝わるのだろうか…。大人になってもこのままだったらどうしよう…。

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