板挟み間が凄い (仕事の目標値)
このブログではよく触れていましたが、今年度 4 月から私はこれまでのバックグラウンドからすると随分畑違いな仕事に着手しておりました。不慣れな仕事ということもあり、なかなかうまく取り組めていない中、やることは山ほどあったり、私以外の手足はいないので基本的に私が色々用意するようなそんな役回りで随分とプレッシャーとストレスを受けた生活でした。その仕事の兼ね合いで、四半期毎の忙しさに大きく巻き込まれることとなっていましたが、最近では来年度の事業計画の取り組みに参画しており、これがまたストレスフルだったりします…。板挟み間が凄いです。
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こっちを立てたらあっちが立たず
事業計画って何ぞやって感じかもしれませんが、要するに各組織の目標を設定するってことです。目標というのは年間の売上だったり、年間の利益だったり、まぁそんなのです。自組織において目標値は設定されたモノを受け取っている状態で、自組織内にその目標値を小分けにして各組織に設定する必要があります。各組織の目標値の合算が、自組織全体目標値になる、と言った仕組みです。
なので、とある組織の目標値を下げると、別の組織の目標値を上げて補う必要があります。これが物凄く厄介です。一方が高い目標で悲鳴を上げてそちらを下げると、その影響で上がってしまった部署から不満の声が聞こえます。両立はなかなか厳しい感じです…。
変えられるところを変える
この一連の流れで思ったのですが、やはり世の中には変えられるモノとそうでないモノがあるように思えます。勿論、色々なモノゴトが変えられる可能性を持っていますが、その変化の影響を受ける人が多い話であれば推進も反発も生まれます。極論、世の中を変えることは至極困難な訳で、世の中に不満があるなら自分を変えるべきだと思っています。自分自身を変えることは一番容易です。困難な状況、ハードルが下がるように自らのスキルを上げるだとか、もしくは困難から逃げる道を用意しておくだとか。自分たちが出来る範囲のコトを一生懸命やっておく、それ以外に無いように思えます。
こういった話は子どもたちにも当てはまるものがあります。子どもたちはよく文句や不満を口にしています。自身が満たされるように周りが思う通りになっていないと不満に思うようなそのスタンスは、社会で生活する上で無理があります。周りではなく自分が合わせていくことを子どもたちには何度も説いていますが、なかなか伝わりませんね…。