語彙力を増やす試み

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。子どもたちは小学 4 年生になっています。5 年以上前に想定していた生活では、子どもたちがもう自分たちでお友だちと遊びに出かけたりして、割と自立して時間を使っているイメージでいましたが、残念ながらそんなことにはなりませんでした。そんな想定をしていた頃は、中学受験への取り組みの過酷さを予想出来ていなかったからです。確かに遊ばせて自由にさせるだけなら、恐らく勝手に色々して過ごせるようになっています。しかし、中学受験に向けて勉強するとなると、塾の勉強だとか学校の勉強だとかが色々合わさるのでタイムスケジューリングする必要があり、今でも子どもたちにアレコレと管理監督しています。長い目で見たときに、果たしてこの育児スタイルが子どもたちの成長に良かったのか否か。判断は出来ませんが、いずれにしても中学受験は小学 6 年生の 1、2 月の期間のみです。大学受験と異なり何年も挑戦出来るものではないため、後悔のないように親子で取り込もうと頑張っています。
全教科の中でも一番基本となるのは国語と思います。国語の読解力を養わなければ全教科の問題の意味合いを理解出来ず正答を導けません。そして読解力を支えるのはやはり語彙力ですので、最近、語彙力強化の試みを始めました。
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わからない言葉や表現を抽出
子どもたちの通う学校でも塾でも、音読の取り組みが推奨されています。本当に音読を続けていれば文章を読むのが早くなるのかまだまだ手応えが無く実感湧きませんが、他に方法がある訳でも無さそうなので、子どもたちには愚直に継続させています。これに合わせて、語彙力を増やす方法として、文章中に出て来た知らない言葉の意味を調べて学ぶことを塾の先生からオススメされました。ただ、子どもたちに自己申告させようにも、子どもたちは言葉一つ一つを真剣に理解しようという気持ちが軽薄なためか、音読が終わった後にわからない言葉は無かったと平気で言います。なので子どもたちの報告は当てになりません。
子どもたちが読み終わったところから、少し小難しい表現をいくつか拾って子どもたちに尋ねてみると、案の定、分からないと言います。こんなのを何回か繰り返していくと、少しずつ子どもたちが自らわからない言葉や表現にマーカーを引き始めました。マーカーが引かれた言葉の意味を私が一生懸命、別の言い回しで説明するのですが、これが結構大変です。
語彙力強化のテキストはまだ先
いっそのこと、語彙力を強化する問題集を導入して取り組むことも考えましたが、子どもたちの通う塾の先生曰く、テキストを用いて語彙力を上げていくのは 5 年生のカリキュラムとのこと。現時点では音読や普段の生活で出会う見知らぬ単語を押さえていく感じで良いとのこと。恐らく今取り組んでもまだまだ問題や実生活で出会う頻度が低くて記憶を維持し難いのかもしれません。
という訳で現状取り組んでいるやり方を淡々と進めることになりますが、前述の通り結構大変です。親である私が先に音を上げる訳にはいかないので、ある種の我慢比べと思い、頑張って続けたいと思います。