溢れかえる Recommend(ation)
2017/11/08
自分の親世代だったり
更にその親 (つまり祖父母) 世代は
モノが不足していた時代でした。
その時代においては
皆がしたいこと、叶えたいこと、好きなモノが
ほとんど同じで、
みんな同じ方向で同じような夢を追っていました。
その結果出来上がった状態が総中流社会です。
皆そこそこ裕福で幸せな状態。
例外はもちろんありますが、
度を超えたお金持ちや貧乏が少なく
みんな横並び。
その状態から月日、年月は流れて
気がつけば超少子高齢化。
ニーズの多様化。
それに加えて internet によるサービスの多様化。
更に拍車がかかるニーズの多様化。
その結果、
多くのモノが余り、売り手が苦戦するようになりました。
そして売り手はあの手この手で
消費者に
自社のサービスやモノを買うようにアピールしています。
本当に一生懸命。
結果的に、
オススメされるモノやサービスが山のように
身の回りに溢れかえっている中で我々は生活しています。
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気を抜くと他人にデザインされる
消費行動の基本は
必要なモノを買う
です。
自分にとって必要かどうかは
自分で考えて判断する必要があります。
ところが前述のように
他者のビジネスの都合で
山のようなオススメが目の前には沢山あります。
必要ないモノでも、
興味を持ったり必要と錯覚して
買ってしまう時代なのです。
この環境下、下手をすると、
自分で選択しているようで
他者の力学によって
自分の選択が決められているかもしれません。
つまり、
他人に自分の生き方をデザインされている
とも言えるのです。
自分の人生は自分でデザイン
人生は一度しかありません。
その貴重な一度きりの人生を、
他人のデザインに任せた方が良いと思う人は少ないと思います。
でも無意識のうちに
他者の力学によって誘導されているのです。
あたかも売りたいサービスやモノが
消費者の人生において
不可欠であったり賢い選択
であるかのようにアピールしてきます。
そのアピールはよく考えられていて、
至極当然のように感じます。
でも惑わされないで下さい。
そのアピール合戦されているモノ・サービスは
本当に自分の人生に必須なのかどうか。
しっかり見極めましょう。
そのためにもまずは、
自分の人生を自分でデザインしましょう。
これは覚悟が必要です。
周りに流されているだけの人生よりも
多くの判断力と責任が伴いますので
流される人生よりも大変かもしれません。
でも後で後悔するくらいなら、
今から後悔しない覚悟をしましょう。