広告もなく無料なサービスの狙い
2018/06/12
前回、スマホの無料アプリ・サービスについて
基本料金が無料で、
一分機能が有料だったりアイテム課金のものについて
触れていました。
ツール類であればあまりネガティブな印象がありませんが
ゲームの場合、基本無料と銘打って起きながら
実質は課金前提でゲームバランスが設定されているものが
多いように感じています。
それを理解した上で使いましょう。
さて、大きく分けて 3 種類の無料アプリ・サービスについて
順に触れてきていましたが、今日は最後のものです。
- 広告収入で利用者以外から収入を得ている
- 基本機能・サービスを無料にして、付加機能・サービスを有料にしている
- 別のマネタイズの手段が潜んでいる
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会員サービス・補助アプリの類
基本サービスが別のところにあり
その顧客向けのサービスの一環である場合が該当します。
例えば会員向けのアプリとかですかね。
会員証の機能がありポイントを溜められるヤツです。
もしくはクーポンが発行されたり
オトクなキャンペーンのお知らせなんかもあると思います。
これらのアプリの不具合対応とかの運用費は
本流のサービスの収入で賄っています。
あまりにも通知が多くて鬱陶しいといった感じでない限り
会員はダウンロードして利用した方が便利ですね。
私も Amazon プライム会員ですので
プライム会員向けのアプリを使っています。
プライムビデオとかはオフラインでも動画を見られるように
動画をダウンロードしておくことが出来ますので便利です。
マルウェアという危険性
最も警戒すべき無料アプリはこれです。
実はマルウェアの場合です。
例えばスマホにダウンロードしたら
実は情報を盗んで何処かにアップロードしていたり。
もしくは、ユーザ情報自体は大きく取得しないものの
ユーザの利用傾向を大まかに把握して
マーケティングに使いマネタイズするものもあります。
マルウェアとは言い難いですが
実は皆使っている無料メールサービスや無料 SNS も
ユーザ情報を第三者にマーケティング情報として売っている
と捉えた方が良いかもしれません。
最近、Facebook が個人情報の取り扱いについて話題になっていますよね。
という感じで色々無料アプリ・サービスについて触れてきましたが
やはりタダにはタダなりの理由があるということです。
勿論、タダのお陰で色々なサービスが色々な立場の人に提供出来ていて
多くの人の利便性が向上していることも事実ですので否定するものでもありません。
十分に理解して利用するなりいっそ有料版にするなりしましょう。