子どもの将来を考えるために必読 !
2016/04/14
以前、
子どもたちの将来を考える上で
読んでおいた方が良い本を紹介していました。
今の世の中の経済的な説明が物凄くわかりやすく纏まった本です。
また、
その現状の延長線に存在する未来がどのようなものになるのかを、
とてもわかりやすく記載されています。
“経済的な” と記載しましたが、
経済のことが苦手な人や予備知識が無い人でも
わかりやすく記載されています。
なおかつ、経済に興味がある人にとっても見識が深まる内容です。
そんな素晴らしい本の続編が発売されるようです。
増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/22
松村 嘉浩 (著)
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子どもたちのために読む理由
将来、自分の子どもに行かせたい大学や、
携わってほしい仕事を考える親は多いと思います。
医者の子どもが医者を目指すのは、
もちろん子どもが親の背中を見ているからという理由も大いにありますが、
医者をやっている親も子どもに医者になるように誘導していると思います。
意識的か無意識かは別として。
このように、子どもの将来をどうしても親は考えてしまいますが、
将来の社会を考える人は少ないように思えます。
でも、将来の子どもは将来の社会を背景に生きる必要があります。
子どもの将来を考えて、
意識的または無意識的に子どもを親として誘導するのであれば、
親は将来の社会を展望しておく必要があります。
自分が経験した社会を背景に子どもを導いてしまうことは
かなり危険と思います。
謝って誘導してしまう実例
例えば、我々の親世代の場合は
余剰金を郵便貯金に定期預金することが通例でした。
なぜなら、高金利だったのです。
元本保証で年利 6% が複利で効くような時代です。
資産形成としては、
郵便貯金に定期預金するだけで事足りている時代です。
その経験をもとに、我々の世代にアドバイスをすると、
状況が全く異なり危険なアドバイスになります。
今は超低金利時代ですし、
下手をするとマイナス金利で預けておくと
減ってしまう可能性もあるのですから。
子どものために勉強しよう
という訳で親も勉強をすべきです。
特に経済的な内容の勉強は、
将来の社会を展望する際に必須です。
予備知識が無い人でも楽しく読めて勉強になる本、
それが今回オススメした本です。
どうやら、前回の内容と合わせて増補版としているようなので、
これ 1 冊買えばお得に前作分も楽しめそうです。