必読 ! 子どもたちの将来がとてもシビアだと知っておこう
2016/04/13
今日は本の紹介です。
紹介する本のタイトルは、
なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?–数千年に一度の経済と歴史の話
松村 嘉浩 (著)
です。
大学の先生と学生の対話形式ですので、とても読み易いです。
登場する学生は予備知識ゼロの設定ですので、
経済本とか読んだこと無い人でもスラスラ読めるよう工夫されています。
「進撃の巨人」、「鋼の錬金術師」といった人気コミックスや
「セックス・アンド・ザ・シティ」といった海外ドラマを用いて解説されており、
経済本とは思えないくらい読んでいてとても楽しいです。
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読んでわかること
この本を通じて以下のことを知ることが出来ます。
- 人口減少・少子高齢化
- 世界経済の混迷
- アベノミクスの是非
- 銀行の金融緩和の仕組み
もっと総括的に言うと、
子どもたちの将来は、社会情勢上、かなりシビアなことが分かります。
また、今、子育てをする親世代である私たちの老後もかなり厳しいです。
この本で個人レベルで出来る具体的な解決策は述べられていませんが、
まず現状を知るために必読と思います。
現状を知ること
年に 1 度、健康診断や人間ドックを受ける人が多いと思います。
これは個人の現状を知るだけの行為であり、
何か問題があったとしても、それを知るだけでは改善されません。
ですが、知った後に生活習慣を改めたり、
治療が必要な症状であれば治療を受けることをすると思います。
この本も、現状の社会情勢を知るだけの本ですので、
読んだだけでは何も改善されません。
それなら読んでも変わらない、読まなくても良いと考えがちですが、
知った後の行動に繋げることが出来ると思いますし、
課題意識を持ちながら生活を送ると、
何か解決先に出会うことが出来るかもしれません。
課題について意識を持ち始めると、
今まで無意識にスルーしていた情報も目に留まり始めます。
子どもの未来を想う親として
何もしなければ確実に、子どもたちと自身の将来はシビアな状況になります。
読んで頂ければわかるのですが、
これは占いやオカルトの類ではなく物理学的にそうなることが明らかです。
まずは知るところから初めてみてはいかがでしょうか。
子どもたちのためにも。