寂しさ漂う 平日の保育園イベント
2018/07/11
子どもたちの通う保育園で七夕まつりが開催されていたので
先日まで、そのことについて触れていました。
そこでちょっと目に止まった光景がありました。
竜太 (仮称) や竜子 (仮称) のことではありません。
うちの子どもたちより 1 歳上のクラスの別の子なのですが
その子の親御さんは仕事が忙しいみたいで
いつも竜太 (仮称) と竜子 (仮称) を
夕食が出るまで延長保育して貰ったときに
お父さんとお迎えのタイミングが一緒になっていました。
その子、七夕まつりでも親御さんは来れないみたいで、
他の子どもたちが親御さんたちと楽しんでいる中
一人で遊んでいる感じでした。
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孤独ではないにしろ、きっと寂しい
一人といっても完全に一人ではありません。
子どもたちは
やっぱりテンポラリ的に一緒になって遊ぶことが出来るので
イベントの間、その子も他の子ども (親御さんが来ている子) と混ざって
何やら楽しそうに遊んだりもしていました。
なので、完全にひとりぼっちで孤独という訳でも無さそうです。
他にもそのような境遇の子がきっと居たと思います。
保育士さんが付き添ったりして遊ばせているみたいなので
きっとイベント自体も楽しんでいたと思います。
それでも、私はその子のことが気にかかって
ぼんやり見ていました。
自分の小さかったときを重ねて。
親が来ないのはわかっていたので不満は無いけど
私も父親と母親の仕事の都合上
保育園で夕食を食べていました。
お迎えも最後の 1 人になっていました。
他の子たちのお母さんが夕方早めに現れて
その場を立ち去って、私は置いてけぼりになる感じが
どうにも寂しかった記憶があります。
まぁそれでもやっぱり慣れというのは凄くて
寂しいながらもそれが普通に感じていました。
なので、七夕まつりの間のその子も
きっと頭では割り切っているし
そこまで大きな寂しさも無いと思いますが
他の子はお母さんが来てくれていて
一緒におまつり楽しめるのに
自分の親は来ないという事実は
どこかきっと、寂しさが心の中を漂っていると思います。
実はその子にはもう卒園したお姉ちゃんがいて、
まだ保育園に年長さんで来ていた頃に
0 歳児クラスだったうちの竜太 (仮称) と竜子 (仮称) を
私がお迎えする際、靴下を履かせてくれたりしていました。
とても優しいお姉さんです。
七夕まつりでたまたまその子が目の前に来たタイミングあったので
おねえちゃん元気 ?
と聞くと
元気だよ。家で勉強している
と答えてくれました。
その答えはやはり普通で悲しんでいる様子もないので
ちょっと安心しました。
本人たちは楽しんでいるので良いと思いますが
平日のイベントは家庭によっては辛いですよね。