医大入試不正 (女性差別) の弁護団活動費
2018/10/30
最近、ニュースで見かけたのですが
レイの医大入試不正 (女性差別) の件、
弁護団が活動することになっているようですが
その活動費をクラウドファンディングで集めることになった模様です。
被害者は差別があったと思われる期間の受験者で、
主に 20 代前後の女性が対象のようです。
そのため、資金力に余裕が無く、
被害者が負担しなくても良いようにする必要があるみたいです。
この不正入試の件は時事ネタですし、
使う手法としてクラウドファンディングというのも最近の傾向で
注目を集めているところです。
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社会の厳しい目、の役割
当初、多くの人から寄付を募り
弁護団が活動するということに
かなり違和感を持っていました。
世の中、多くの不正や不公平が存在しています。
明るみに出ていないだけで。
もちろん、それらが許されると考えている訳ではなく
誰もが公平で平等な条件が理想と私も考えています。
ただ、前述のように存在する以上、
それに対する備えや覚悟は各自が持つべきと思うのです。
不公平により不利益だとか理不尽な結果を強いられた
といったことなんて、世の中山のようにありますからね。
1 つ 1 つの被害について手を差し伸べていても正直キリがありません。
と現実的なことを考えていたのですが
もしかするとこれは、
社会がそんなことを許さない
という抑止力になるように思えました。
つまり、被害者を応援する社会があることを知れば
不公平・不正で何か物事を有利に運ぼうとする営みに対して
ブレーキがかかるのでは、と。
社会を作るのは 1 人 1 人の努力と団結
不正・不公平を産まない社会を望むのは
各個人と思いますが
そんな理想的な社会が
ポンッと生まれる訳でもありません。
多くの誰かが一生懸命、日々の努力を積み重ねて
出来上がるような代物です。
で、社会は各個人の背景でもありますが
各個人の振る舞いの結果でもあります。
つまり誰もが当事者なのです。
当事者として何か変えるべきこと、直すべきことがないのか
考えて行動することが大切で、
そんな振る舞いの集合体が社会の変化なのだと思います。