信用でマネタイズ
以前も何度か同じような話を
このブログでも投稿したかもしれませんが
仕事で費用だとかを試算する上で
つくづく、痛感することがあります。
結局、お金ってのは信用次第だな、と。
極論、信用できない相手には
リスク発生に備えて高額を請求せざるを得ません。
たくさん頂いておいて、何かあったときには
頂いたお金 (予算) の中で対応して解決する感じです。
一方で、信用できる相手に対しては
生じ得るリスクの期待値が低いため
たくさん頂かなくても問題発生することなく
無事に事なきを得る訳です。
これは本当に、
何というか、
人間の性というか、
本質ですね…。
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セキュリティのコスト
信用ならない相手に対するお金の話として
物凄く身近な例がセキュリティです。
世の中には悪いヤツがいっぱい居ます。
性悪説で対策を用意して、
万が一にも被害者にならないようにしなければなりません。
その用意とやらにはもちろんお金がかかります。
もし仮に
世の中、聖人君子だらけで性善説で通用すれば
こんなコストを背負う必要もなく
セキュリティ対策のサービスや仕組みを手がける事業者は
お金を支払ってくれる人が居なくて破綻します。
とても安価でコスパの良い生活が出来そうで夢のようですね。
でもやはり、
現実はそう甘くなく
これは夢でしかありません。
発想の逆転
前述の通り
性悪説が必要な世の中なのですが
そんな世の中でも
信用出来る何かや人が居れば
それは差異化となり
武器になります。
クラウドファンディングであったり
VALU みたいなモノが登場しているのも
こういった背景かもしれません。
まぁそれでも、
こういった仕組みはどこかに穴があって
もともとの趣旨に反する使われ方を
されてしまう可能性もあるのですが…。
それはさておき、
信用が価値を生むことは間違いない時代です。
いいやつ、いいひと
と呼ばれていた人が
今までは割と損をしてきた気がしますが
いいやつ、いいひと
をとことん突き詰めると
マネタイズ出来る時代になったのかもしれません。
その前提は、性悪説、というのも
皮肉なものです。
