軽減税率は若者に有利 ?
2019/10/05
さて。いよいよ、というか遂に
消費税が 10% に造成されましたね。
8% から 10% の差分は 2% ですので
大きな影響は無いと思いますが
とは言え、ジワジワと来る感じですね。
消費の冷え込みを押さえるために
軽減税率やらキャッシュレス促進のキャンペーンがあり
各施策を上手く理解できる人は
地味に出費を抑えられたりします。
で、この “理解できる人” というのが
お年寄りよりも若者の方がとっつきやすいらしく
今回の増税に伴う軽減税率施策は
お年寄りよりも若者に有利
とも言われているようです。
まぁ結果的にそうかもしれませんが
違和感を覚えました。
スポンサーリンク
老若男女関わらず、勉強する人が得
スマホやらクレジットカードやらを使う
キャッシュレス決済。
これを使いこなすには
お店も何かしらの導入・準備が必要ですし
使う方も何かしらの手続きやら操作方法のマスターが必要です。
そのため、多くのお年寄りが
面倒臭い
という理由で自身のお店に導入しなかったり
お店での買い物で利用しなかったりで
従来から根付いてしまっている
現金でのやり取りを続けているようです。
で、このような人々には
残念ながらキャッシュレスによる還元が無いため
軽減税率の施策のメリットがありません。
でもこれ、自業自得と思います。
面倒臭くても頑張って理解するように努める人は
その分、リターンがあるのであって
頑張らないで面倒臭がる人にも
リターンがある施策を考えることは
資本主義に反すると思います。
日本は共産主義ではなく、資本主義なのです。
努力して切磋琢磨して競争して、
競争に勝った人や成果が出た人がリターンを得る仕組みなのです。
業務外の自己啓発が最下位の日本
対象国がどこなのか
記憶は定かではありませんが
確か、先進国および経済活動が近年活発な途上国を比べたとき
業務外での自己啓発への取り組みについて
日本は最下位のようです。
これ、かなり理解できる結果と思います。
終身雇用が前提のためか
勤め先の業務さえ上手く出来れば問題ない文化ですし
仕事の生産性もあまり高く無いため
業務外はとにかく休むなり遊びたいと思ったり、
もしくはうちのように育児・家事で手一杯、
といった状況なのだと思います。
人生で転生が前提だと
次の転職先ではより良いポジションだったり待遇になるように
普段から自己研鑽しますよね。
で、このような文化で歳を重ねてしまったお年寄りは
尚更、新しいことへの取り組みに対して腰が重いです。
そうなる前に
少しずつ、新しいモノや取り組みに手を出し続けていれば
現状から一気にジャンプアップする高いハードルもありません。
例えば、せめてパソコンやスマホを生活に取り入れていたり
せめてクレジットカードを使えるようになっていれば
キャッシュレスの施策に対して
面倒臭い
といった詰まらない理由で
現金主義かつキャッシュバックを諦める
といった自体には陥らなかったように思えます。
何事も日頃からの努力が必要ですね。
頑張った人は報われる条件こそ
私は平等に思えています。