ひらがな のお手本のフォント
このブログでは何度も触れていますが
うちの子どもたち、
一生懸命、KUMON に取り組んでいます。
取り組んでいる科目は算数だけで
今では一生懸命、筆算で足し算や引き算をしています。
誤答は含みますが、正答率は 7-9 割前後なので
まぁ継続的に練習する分には悪くないレベルですし
今はまだ年中さんということを鑑みると
かなり頑張っていると思います。
一方で、国語というか文字に関しては
特別なことをしていなかったので
以前、ばーば (嫁さんの母親さん) から貰っていた
ひらがなドリルへの取り組みを再開してみました。
が、色々と思うことがフツフツと…。
ドリルや教材に使われているフォントについてです。
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鉛筆での取り組み前提にしてほしい
子ども向けの文字のドリルのイメージ、
皆さんどのような感じで持っていますか。
私のイメージでは
お手本となる文字が大きく記載してあって
それを見ながら、練習するマスがあるものです。
うちにある練習ドリルは、
このイメージ通りのモノになっているのですが
問題は、このお手本の文字です。
選定されているフォントがイマイチで、
筆で書いたようなフォントです。
や
ふ
といった文字の点やハネのところが
筆の書体ならではの丸みや太さなので
小さな子どもたちは
その形を再現しようとしてしまいます。
でも子どもたちは筆を使っている訳では無く
持っている筆記用具は鉛筆です。
鉛筆の芯先の細さで
筆のような点やハネの太さや丸みを表現することは
残念ながら出来ません。
ですが、それを一生懸命、再現しようとする子どもたち。
そこは無視してこう書いたら良いよ
と教えますが、説得力がないようです。
どうしてもお手本の筆の書体を真似しようとしてしまいます。
自身の幼少の頃を思い出す
筆の書体を見て
鉛筆で練習するために生じる違和感というか混乱について
実は私も心当たりがあります。
点やハネを鉛筆で再現して書いてしまうので
書き上げたひらがなや文字が
物凄い違和感を持っています。
先生や親は、
そんな風に再現するのではなく
シンプルにこう記載すれば良いよ
と教えてくれるのですが
そのシンプルな感じの書き方がお手本には無いので
練習に取り組む際にそれを書けず
お手本にあるような筆のハネとか点を意識して
書かざるを得ず…。
随分と困惑した記憶があります。
ひらがなの練習ドリルなんて
小さな子ども向けなのは確実です。
このように、
詰まらないところで躓かないようにすることは
非常に大切です。
もう少し子ども目線になって欲しいモノです。