割り算を始める
このブログでは何度も触れていますが
うちの子どもたち、KUMON 式で算数に取り組んでいます。
最初は運筆の練習とか言われて
線をぐにゃぐにゃ書いたり、
数字を意味不明に 1-100 まで書いたり数えたりする内容…。
そんなカリキュラムに物凄く懐疑的でしたが
徐々に足し算が始まり、引き算、筆算の足し算と引き算、
九九、筆算の掛け算 (複数桁 x 1 桁) と取り組んできました。
子どもたちは完全に KUMON 嫌いです 笑
その点は申し訳なく思っていますが
筆算の掛け算 (複数桁 x 1 桁) までの計算を
年中さんでも出来るというのは驚きです。
KUMON は凄いというより、子どもたちの努力と継続の賜物と思います。
で、遂に割り算に突入…。
割り算、どうやって教えたら良いものか…。
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割り算には色々な意味がある
割り算、あなただったらどう教えますか ?
オーソドックスな説明としては、こんな感じでしょうか。
8 個クッキーあって、
竜太、竜子、お母さん、お父さんの 4 人で分けたいとき
割り算の 8 (個) ÷ 4 (人) すれば、2 (個 / 人) て計算出来る。
これが割り算。
物凄く素直でオーソドックスな説明ですが
この定義だと、他の計算のときに混乱が生じます。
例えばこんな問題。
20g の食塩は 80g の水の何倍でしょう。
20 (g) ÷ 80 (g) の計算をして、答え 0.25 倍。
クッキーの説明だと、80 人で割るようなモノなので
何倍といった問いかけにも答えにくいです。
という訳で割り算というのは
結構、考え方や意味合いが色々あったりします。
なので、どう教えたら子どもたちが困らないか考えた挙句
次のような結論に…。
意味は後
いっそのこと、意味合いは後回しにすることにしました 笑
そもそもうちの子どもたちは
小学生のような計算が出来ていますが
数字の意味合いとか、そういう基本的な理解をすっ飛ばしています。
なので、なかなか応用問題が苦手ですが
その手の類は就学後に基礎を固めて
今の取り組み経験が合わさって完成することを期待しています。
割り算の意味合いだけしっかり理解させても
計算問題が出来るかと言うとそうでもないので
まずは計算出来るようにして、
後追いで意味合いの理解を促すことにしました。
という訳で割り算の教え方は、
掛け算みたいなものだし、書き方が掛け算と逆
です。
8 ÷ 2 = 4
の 4 を答えるのが割り算ですが、子どもたちには
2 かける何かが 8 になるってよ。
その何かを当ててごらん。これが割り算。
と教えています。
なかなか苦しい説明ですし
九九をあれだけスラスラ言えるのに、
穴埋め計算みたいな逆算するタイプは苦手なのか
結構、苦労して答えています。
が、取り合えず、余りが出る計算も少しずつ取り組めるようになり
習うより慣れろ、で頑張っています。
嫌いながらも頑張る子どもたちの姿に
申し訳なさを感じながらも
学校の科目の中で得意分野を作っておき、
心の拠り所・自信になればと思い続けさせています。