惰性の先に生産性は無い
何だか、世の中が疲れているみたいですね。
何かと色々な物事が上手くいっていない気がします
根性論と、国策としてあの手この手で経済施策を打ち続けて
何とか経済大国に発展した日本ですが
そのしわ寄せが来ているところ、
更にコロナでトドメを刺されている気がします。
起死回生のオリンピック・パラリンピックでの跳躍も
コロナの影響で、かなりの低空飛行になっていますし。
とすると、物事が上手く行くこと前提で取り組むような
これまでのスタンスを止めた方が良さそうです。
思っている程、上手く行かない、と思って行動すべきかもしれません。
そんな時代ですが、
少し前までは、何も考えずに惰性で取り組んでいれば
それなりの成果が出ていたかと思います。
が、今ではそんなことも無く、それで得られる成果はイマイチです。
そんなことが身の回りに多々起きている気がします。
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目的見失った取り組み
勤め先で、
管理職が責任と共にアサインされている仕事があり
それを推進しようとしていました。
まぁ普通の話です。
が、その推進の仕方が何とも残念な感じなのです。
そもそも、
この取り組みの目的は何なのか
何を達成出来たらゴールと言えるのか。
これらが整理されていない中、
今、ここまでこうやってきた。
今後拡張・進展していくことを考える必要があるので
議論したい、
みたいなことを言われて参加した打ち合わせでしたが、
その拡張・進展のアイディアの是非が全く分からない…。
なぜなら、前述のように目的だとかゴールが整理されていないので
伺うアイディアの良し悪しがさっぱりわからないのです。
で、そのあたりを質問してみても
何だか表面上のモノばかり。
もう一歩、踏み込んだ実務目線の目的やゴールを定めないと
何も計画出来ませんし
惰性で計画した先に出来上がるモノの FB は
これ使って結局何するの ?
になります。
条件反射的な顧客対応
あと、とある顧客から問い合わせがあり
顧客対応なので、懇切丁寧に、という心がけは素晴らしい感じでした。
が、これも目的やゴールが定まっていなく、
じゃ、その顧客から何を得たり、どういう関係を築きたいのか。
これらがさっぱり定まっていませんので
質問されているところを中心に意見交換した後、
特に社内で何の振り返りや作戦会議も無く
ヌルっと終わってしまいます。
結局、あれの目的や狙いって何だったの ?
という疑問だけ残ります
何だか本当に残念な感じです。
言われたからやる、
これまでそうしてきたからやる、
惰性・流れで取り組んでいるので
さっぱり、良い成果は生まれません。
今まではともかく
これからの世の中は、それじゃ通用しません。
国内全体的に、極度な疲労感です。
適当にやって上手く行く程
物事や人の心に余裕はないためです。
しっかり狙って、注力して
ようやく成功するか否か。
そんな時代になっているのです。
辛いですね。
