たかが願書、されど願書
2021/12/20
先日、うちの子どもたちが
私立小学校への進学となった旨を記載していました。
学区の公立小学校への進学を自然体で予定していただけに
いざ、小学受検に取り組むとなると
色々とバタバタして大変でした。
取り組むとわかる新事実に色々と驚かされ
こういった取り組みが一部の家庭で行われて
その取り組みを生業にするビジネスの存在も知り
色々とモヤモヤしたものを感じました。
が、その一方、
取り組みを経て鍛えられる子どもたちを見て
このようにして
将来、難関大学に進学する子が育っていることを知り、
私自身が大学受験の取り組みで模試を受けた際
到底、敵わない偏差値や点数を取る人たちが
全国に存在することに納得した次第です。
鉄を熱いうちに打つ親の力のかけ方が、違い過ぎますね…。
うちの子どもたちはそこまで難関校に合格した訳ではありませんが
それでも、前年度の合格率は 2 倍前後だったので、
気を抜いていると普通に不合格になります。
で、一生懸命、受験に向けて取り組んで来ましたが
時期が近付くと、願書を記載して、志望校に提出する必要があります。
今日はそのことに触れたいと思います。
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志望理由や子どもの特徴や家庭の教育方針
私が学生の頃、
願書を書いた記憶はあまり定かではありません。
中学生の頃、高校の受験に願書を一生懸命書いた記憶は薄っすらあります。
高校生の頃、いくつかの大学の願書を書いた記憶も何となくあります。
それよりも前の記憶はさっぱりありません。
が、いずれにしても
自身の進学に関する願書だと言っても
小学受検に向けては
当たり前ですが親が記載します。
うちは、竜太と竜子と 2 人分…。
大学、高校だと当たり前に
受験生の性格とか志望理由とかそんなものはどうでも良く
受験のテストで高得点が取れるかどうかで合否が決まります。
一方、小学受検の場合は
恐らく受験で決まるという点は変わらないながらも
願書のフォーマットには
志望理由だとか、受験生である子どもの特徴だとか
極めつけは家庭の教育方針なんてものも
記載するフォーマットになっています。
願書に配点があるとは思えませんが
それでも何かしらの影響はあると定性的に感じるため
各御家庭、一生懸命書きます。
自身の子どもがいかに魅力的で
志望校の学生となるに相応しいか
アピールするのです。
事実に即して、
これではまるで就職活動です…。
割と本気を出して執筆
やるからには全力で取り組む。
といったスタンスで小学受検に挑み始めましたので
勿論、願書作成もかなり全力投球で挑みました。
ただ、小学受検の願書は
web エントリといった最適化・効率化がされていなく
基本的に学校側が用意したフォーマットに手書きして、紙媒体を提出。
一部の学校は web エントリらしいのですが、
うちの志望校は紙媒体提出でした。
手書きという時点で
私がペンを持つ案は無くなりましたが
嫁さんに任せていても願書のドラフトが出来ません。
という訳で、私が文面案を考えることに。
小学受検に挑むこととなった経緯・理由を棚卸しして
子どもたちに普段一生懸命伝えているコトを言語化。
志望校の特徴や教育方針をしっかりと分析し
いかの我が家の教育方針が志望校のモノと一致しているのか
いかに子どもたちが志望校の学生として相応しいのか
しっかりとアピールした文案を考えました。
それに対して嫁さんから貰うコメントをもとに更新し、
通っている塾の願書添削サービス (オプション料金) で
コメント貰えた内容をもとに更なる更新をかけて
ようやく完成。
あとは嫁さんが手書きで記載するだけですが
この手書き作業がまた鬼門…。
しかもうちは 2 人分もあります。
何度も書き損じてやり直しを経て
どうにか完成。
嫁さんも発狂する程の困難さでした。
お医者さんで配偶者が専業主婦 (or主夫) といったご家庭と比べると
私は SE で割と文章を書きますし、こうしてブログも執筆しますし
嫁さんもフルタイムワーカーとして働いて社会に出ています。
かなりのクオリティのものが出来たように思えていますし
通っている塾からは、次年度以降のサンプル・参考として
使わせて貰いたいといった賞賛を得ることも出来ました 笑
が、もう二度とやりたくありません。
大変過ぎました…。