減点方式を頭ごなしに否定するのも違う
子どもたちを授かり
育児生活がスタートして以来、
私は教育に関しての関心が高まっています。
子どもたちが大きくなり
就学すると
子どもたちは自身の未来・将来のために
勉強に取り組むことになります。
子どもたちにとって良い教育とは何なのか。
非常に興味深い問いです。
この疑問と興味を胸に抱いて生活していると
それっぽい情報や記事は目に入り易くなります。
その中で、よく言われている話が
詰込み型教育への批判だったり
減点方式に対する批判だったり
これまでの日本式のやり方では
子どもたちの将来では役に立たない
といった意見をよく目にする気がします。
日本の教育は海外の先進国と比べて
時が止まっていて、
随分と古臭いものになっていることは事実と思います。
が、一概に否定するのも違うように思えた今日この頃です。
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算数での芋ヅル雪だるま式の計算ミス
このブログでは何度も触れていますが
相変わらず、
竜太の算数への取り組みについて
頭が重い状況です…。
竜太はせっかちですし、面倒臭がりです。
なので、
計算した直後に細かく計算ミスの有無を見つけるような
検算をしたがりません。
そのクセ、採点して間違いが多いと機嫌を損ねます。
どこから湧いて出て来る自信なのやら…。
まぁ自信があったと言うか、
間違い直しが面倒なので
機嫌を損ねている気もします。
具体的には、割り算の筆算。
掛け算と掛け算に用いる足し算、
そして順次引き算する計算をしますので
どれか一つでも間違っていると
芋ヅル的にと言いますか雪だるま式に間違えます。
この意味において、
一つ一つの計算は正確で正答率が高い方が有利です。
積み重ねの取り組みは正確さが大切
こーゆーものって、他でもあるように思えます。
基礎・基本があって、その上で成り立つようなモノ事。
しっかりと基礎・基本が間違えなく正確に出来てこその
応用が成立するといった類。
基礎・基本の定着って、
加点方式ではなく
既に古臭いと言われてしまっている減点方式にして
出来て当たり前のところまで鍛錬する方が定着しやすいですよね。
加点方式にして、加点されることを良いことにして
弱点や間違える傾向にあるモノに目を向けないと
足下すくわれる気がします。
勿論、これは基礎・基本に限った話だとも思えます。
それをマスターした後は
その上で成り立つ応用を加点方式にして
豊かな発想だとか今風の課題解決能力を
養うことが大事に思えています。
とすると、就学して小学校で取り組む基礎固めは
減点方式でも良いように思えてきました。
まぁ中学年とか高学年になると話は別かもしれませんが…。
という訳で、
日本の従来のやり方は全て悪
という発想もまた危険に感じた次第でした。