中括弧、終いには大括弧まで
2022/08/21
このブログでは何度も触れてきましたが
うちの子どもたち、細々と算数の勉強を継続しています。
竜子が先んじて分数の四則演算の問題を卒業しました。
卒業と言っても、その次に取り組む問題が
分数を使った 3 つの数字の四則演算なので
あまり卒業している感じは無かったり…。
3 つというのは例えばこんな感じ。
2/3 + 1/6 x 4/5 =
問題は 4 つの数字になったり
括弧が出てきたりして
小 1 の竜子が取り組むには
なかなか厳しい感じになってきました。
が、何とか食いしばりながら頑張っていて
計算ミスは目立つものの、
解き方自体は分かってきた模様。
で、問題を解き進めていくと
何やら中括弧やら大括弧やら出てきました…。
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小学生の勉強に必要なのか ?
そもそも小 1 で取り組む必要があるのか
と問われたら回答に困りますが
学年はともかく、
小学生の勉強に中括弧や大括弧が
果たして必要なのでしょうかね…。
中括弧や大括弧て何 ?
と疑問に思われる方に向けて解説しますと
例えばこんな問題です。
2 – [1-2/3 x {1/4 x (2/5 – 1/10) } ] =
まずは普通の括弧内から計算します。
(2/5 – 1/10) です。
その後に中括弧内から。
{ と } で括られた部分です。
最後に大括弧、つまり [ と ] で括られた部分を計算。
これ、中学で負の数字の計算方法を学んでからの方が
圧倒的に効率的ですよね…。
括弧の計算の順番を覚えることも大切ですが
括弧を外す計算方法を知っていた方が楽だったりします
例えば
5 – (3 – 2/3) =
みたいな問題は、真面目にカッコ内から計算していくより
5 – (3 – 2/3) = 5 – 3 + 2/3 = 2 + 2/3 = 2 と 2/3 (帯分数)
と計算する方が楽です。
こういった計算、確か中学から出来るようになるはずなので
小学生にこの計算問題を挑戦させる意味はかなり疑問を持ちます。
再帰処理の概念理解か ?
私は幼少の頃、算数だとか数学は得意科目でした。
その代わり英語は壊滅的だったので
今でも苦労しています。
多分、英語の才能が欠落しているのだと思います。
なので毎日コツコツ英語の勉強をしても
TOEIC は 800 点突破出来ず、なのだと思われます。
話が逸れましたが
算数だとか数学が得意だと
プログラミングが分かり易くなる
という話を聞いたことがあります。
私は大学の頃、情報科学を専攻していました。
なので、コーディング (プログラミング) もしていましたが
どう算数だとか数学が役立っているのかイマイチ分からなかったです。
情報処理で役立つ数学って、大学で学ぶレベルの数学だったりして
私はその辺りからついていけなくなり
力及ばず脱落していたので、全然その恩恵を受けなかったのです。
が、こうやって子どもたちの取り組む算数の問題を見ていると
プログラミングで言うところの関数だとか再帰呼び出しだとか
そういったことを駆使して計算問題て解いていることが分かります。
もしかするとそういった思考を身に付けるための取り組みなのかも
と思うと、少し前向きに感じるようになりました。
まぁそれにしても、よく頑張っていますね。
うちの子たちは…。