大麻合法化 (カナダ)
2018/11/04
先日、ニュースで知ったのですが
カナダが大麻を合法化させたとのこと。
我々、日本人からすると
大麻 = 怖い麻薬
というイメージを持っていると思います。
実際問題、大麻は依存性があり危険視されていますが
医療目的に使われていたりもします。
このカナダの件に関係しているかどうかは定かではありませんが
WHO も大麻に対する見解を変えているらしく
依存性には注意が必要なもののポジティブな効果がある
といった前向きな温度感になっているとのこと。
このニュース、子育て世代としても色々と考えさせられます。
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カナダの狙いはコントロールと税収
合法化する前のカナダでは
違法ルートでの大麻の流通が酷かったようです。
なので、非合法に若者が大麻に手を出せてしまうとのこと。
これを合法化し、流通ルートをコントロールし
犯罪化を防ぎたいようですね。
あと、タバコやお酒と同じような位置付けで
税金をかけるので、政府としては税収増です。
また、大麻を扱う産業は
これまで医療の市場規模に基本的には留まっていましたが
嗜好目的での消費も今後は増えますので
かなりの経済効果となり得ます。
そうなると、各企業の所得税も税収増として見込めますね。
子どもたちが心配
なお、どのような法の効果と実行上の取り締まりが可能なのか不明ですが
日本人はカナダにいても大麻に手を出すことは違法なのだそうです。
まぁ合法かどうかに関わらず、体に影響が大きそうな大麻に
手を出したくありませんけどね。
我々大人はそんな風に考えられますが
子どもたちはどうでしょうか。
友だちがスマホを持っているという理由だけで
スマホを持たせてほしいと言われるこの時代です。
友だちの間での流行りごとって危険ですよね…。
子どもたちへの供給は合法化によるコントロールで遮断出来る
という考え方なのかもしれませんが
現に裏ルートが存在している以上、本当に合法ルートだけになり
裏ルートが消えるかどうかは懐疑的です。
しかもカナダは、割りと海外留学の候補な気がしていました。
アメリカ程コスト高ではないと聞いたことありますし
街や社会もアメリカほど厳しく無いと伺ったことがあります。
逆に言えばアメリカの方が修行になるのでしょうが。
で、もし子どもたちが海外に留学することになって
費用はキツイことこの上ありませんが
それは親である私や嫁さんが何とか頑張ったとして
行き先がカナダだったりすると
今度は現地での生活が気にかかりますね。
大麻が身近な国に子どもを行かせられるのだろうか、と。
まぁそれを言ったら銃が合法化されているアメリカも
同じ感覚かもしれませんが。
とは言え、嗜好品として大麻があるのは身近過ぎる気がしますね。
いずれにしても、子どもたちには自分をしっかりコントロールする術を
しっかり身につけて成長して貰いたいものです。
最後は、自分の身は自分で守る、ですね。