双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

読解、竜太に立ち塞がる壁

   

このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、コツコツと毎日勉強に取り組んでいて、非常に偉いです。特に竜太は竜子よりも取り組み量が多く、頑張り屋です。その一方で、竜子よりも結果を出せて居ない点、応援するこちらもかなり世知辛さを感じています…。竜太は頭の回転が不器用なようです。覚えるのも遅いです。本当に、自分自身を見ているような気がします。竜太の通って来た道は、私が通った道と同じモノなことも多く、このイバラの道に入らせまいと思慮し子どもたちにアドバイスするのですが、竜太はなかなか方向を変えることが出来ないみたいで。

そんな心当たりが山ほどあるのですが、今日は竜太の読解についてです。そう、国語の読解です。

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書いてあることが答えはもう終わり

このブログでも取り上げていますが、幼少の頃の国語の読解の問題って、問題にする必要があるのか甚だ疑問に思うようなものが多々あります。例えばベネッセの教材とかでも、読解の問題なのに挿絵やイラストが入って居たりして、文字で読み取らなくても絵を見て内容を想像出来るようにしていたり。選択問題も、明らかに違う選択肢がいくつも含まれていて、消去法で簡単に解けたり。そんな感じの問題に取り組むうちに、私は国語の読解の問題は簡単と錯覚してしまいました。少し難度が上がったなと思えたとしても、問われているところの答えは本文にそのまま書いてあったりしますので、探せば良いだけでした。

がしかし、もうそんな感じの問題は、学年が上がるにつれて終わっていきます。そのうち、本文に書いてあることを参考にしながら話全体の内容を含めて自身で考えて回答を記述するような問題も出てきます。竜太や竜子が取り組む読解問題も、最近、そんな感じのものが含まれて来るようになりました。

ヒントは、”なぜ”

読解の基本は、”書いてあることから考える” です。その意味において、書いてあることを一生懸命探す竜太は大きく外していません。あとはその本文の記載内容だけで設問に答えられるかどうか、です。読解文の難度が上がると、例えば登場人物の心情が直接記載されていない場合もありますが、設問でそれを問われることがあります。”このときの xx の気持ちはどういうものでしょう” といった感じで。本文に、”xx は怖くて目を伏せた” と書いてあるなら、気持ちは “怖い” と読み取るのも簡単です。でも “xx は目を伏せた” しか書いてない場合、xx の心情を記載されていることから考える必要があります。これがまだ竜太には出来ないみたいです。

記載されていないモノを読み取る方法として、”自分だったらこうだ” という判断の仕方があります。竜太もまだこれをやりますが、これは正当なアプローチでは無いです。自身の考えと筆者や出題者の考えが一致していれば問題無いのですが、そうでないことも多々あるので、自分の趣味嗜好は少し棚の上に置いた方が良いです。正しいアプローチは、記載されていることの理由を考えることです。前述の例の場合、”目を伏せた” と書いてあるなら、なぜ目を伏せたのだろう、と理由を文脈から考えるのです。そうすると、”怖いから” と記載されていない心情を読み取ることが出来ます。

とまぁこんな冷静な読解・分析を竜太が出来る訳も無く、私も小学生の頃は出来ていません。でもそういった読解力がそろそろ必要とされている…。竜太は乗り越えられるのだろうか。この壁。

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