電通の過労死自殺、親視点で心が張り裂けそう
最近、過去のニュースを思い出すきっかけがありました。以前からこのブログで触れていたように、忙しい生活の中でもオンライン英会話レッスンを欠かさず受講しています。今使っているサービスは NativeCamp です。NativeCamp、興味ある方はこちらから入会すると特典がございますのでご活用下さい。
NativeCamp にはデイリーニュースという教材があって、これを選んで受講しているのですが、最近、過去のニュースにも遡って受け始めています。過去過ぎるニュースはリスニングパートが無かったので、後回しにしていたのですが、そろそろこちらも消化しておこうと思いまして。先日のレッスンで、電通社員の過労に伴う自殺のニュースを取り扱い、そのニュースを思い出すと共に色々と考えてしまいました。
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ようやく独り立ち、なのに
当時、既に私は子どもたちの育児に奮闘しており、まだまだ親の気持ちにまで考えが至っていなかった気がします。がしかし、子どもたちが就学して勉強にも取り組んでいる中、中学・高校・大学、その後の就職と続く未来を考えてみると、このニュースで報じられた事件は非常にショックで辛いモノがあります。
被害に合われた方は、大学まで一生懸命勉強して、頑張って就職活動をして、ようやく内定を貰えたことでしょう。その方の親御さんは子どもの成長をずっと応援して見守って、時にはぶつかって。どんなにイライラしてもいがみ合っても、きっと子どものことを愛して信じて止まなかったでしょう。そしてようやく就職して収入を得て独立出来る。親としてこんなに嬉しいことはありません。
周りは助けることが出来ないのか
このニュースが報じられた当時、日本社会の閉鎖的な感じだったり、雇用の流動性の無さだったり、各自の挫折経験の無さや視野の狭さを課題視していました。しかし前述のように自分の子どもも就学して色々と取り組んでいる様を見ていると、きっとこの犠牲になった方は色々な人たちの接点を持って成長しているように思えました。例えば塾や習い事。学校の友だち以外の接点が出来るため、コミュニティは広がるはずです。また、親御さんとはきっと良好な関係で居続けたのではないでしょうか。そうでないと東大に合格することは困難に思えます。
そんな子が親御さんや親しい友人に助けを求めることも出来なかった…。よくよく考えると物凄く怖い話です。今までがしっかりとし過ぎたのかもしれません。抱え過ぎてしまったのかもしれません。周りに弱音を吐くことをしないで居たのかもしれません。一生懸命、学生時代を過ごした人たちにはもしかすると共通の境遇かもしれません。そういった子を、周りは助けることが出来ないのでしょうか。自分の子どもたちが同様になってしまうことを考えると、怖くて仕方ありません…。