図形の問題は大人でも難しい
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは毎日一生懸命勉強しています。が、集中力不足なのか自分事と自覚するところが足りないのか、頑張っている程や量の分だけ、子どもたちの学力に反映されていないように見えます。先取り学習よりも、精神年齢大きくなるよう育てる方が中学受験には有効なのかもしれません。心が幼いままだと、覚悟だとか自走の意味合いでやはり劣ってしまい、同じ勉強量を取り組んだとしても得るモノが違い過ぎます。完全に失敗した気がします…。
といった感じで精神年齢幼いうちの子どもたちですが、最近は図形の問題にも取り組むように。図形の問題は閃きが必要なのですが、うちの子どもたちは分からないと機嫌を損ねたり拗ねたりしていて時間効率だとか定着率が悪いです。更に厄介なことに、最近、私でも解けない問題にもちらほら触れるようになってきました。さてどう導いてあげたら良いモノか…。
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補助線の思い付き方
私が中学校のときだとか、高校のとき、図形の問題でどうしても解法思い付けずに悔しい思いをした経験が沢山あります。テストで思い付けないケースでは、その問題分、勿論失点しますので、悔しくて仕方なかったです。テストが返されて、先生から解説を受けるのですが、その問題を解くためのキーが補助線だったりします。先生が引いた補助線があると、確かに新たな視点が生まれてスラスラ解けていけちゃいます。
がしかしいつもそれに対して疑問が残っていました。その補助線、どうやって思い付いたら良いのか。補助線引いたら解けるのだけど、その補助線を思い付けないのだから引けないのだけど。何を手掛かりにして、その補助線を思い付けば良いのか、そういった観点で教えて欲しかったですが、残念ながらその解は出て来ませんでした。
初見で思い付けるか否か
それでも私が学生の頃は、色々な問題に挑戦した経験を頼りに補助線をマネて引いてみたり試したりすることで、快方に繋がることが多々ありました。思い付きが大切と当時も言われていましたが、それでもある程度のパターンを経験しておけば何とかなっていました。がしかし今の時代はそうではないようです。いくら問題の経験を増やして解法を覚えたところで、イタチごっこが繰り返され過ぎており、更にまだ見ぬ問題が生み出されて、それが出題されます。基本的に初見の問題を相手に、いかに思い付けるかが勝負になっていますので、まさに前述した通り、”どうやってその補助線を思い付くのか” といったところをいよいよ真剣に考えないといけなくなっています。
がしかし、既に子どもたち向けの問題においても解けないような問題が出て来ています。その問題の解き方の解説すらままならないかもしれないのに、更にそこから学ぶ思い付きのエッセンスを子どもたちにも伝える。果たしてそんなことが出来るのだろうか…。自信ないです。