子どもの教育費
2016/03/12
このブログで経済的なネタを扱う理由について触れました。
簡単に一言で言ってしまうと、
日本での生活が将来過酷になるからです。
被害妄想でもオカルトでもなく、
人口統計や財政状況から見て明らかな物理現象なのです。
なるべくしてなる確率が非常に高いのです。
例えると、明日の天気予報で雨の確率が 80% と言われて
明日は雨だと判断することと同じなのです。
ただ、たまたま低確率 (20%) でこれは外れます。
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1 人あたりの教育費
少し乱暴な見立てにはなりますが、
就学前 (保育園・幼稚園) から大学卒業までの期間、
概算で 1 人あたり 2,000 万円といった数字感です。
細かい見積もり方法は割愛します。
google で検索すると解説しているサイトが沢山あるので
参考にしてみて下さい。
ちなみに、私立大学の医学部になると、
大学費用だけで 2,000 万円が追加されます。
更に小学校が私立になると 600 万円追加される感じです。
中学高校も公立か私立かで差はありますが、小学校 6 年間と
大学の学費の差がやはり大きいです。
つまり、1 人あたりで 2,000 から 4,600 万円と考えて良いと思います。
海外留学する場合
前述の数字感を更に上回ります。
なぜなら、留学先からすると我々日本人は外国人です。
当然ですよね。
国や大学にもよると思いますが、
外国人枠の場合、学費が現地の人より高かったりします。
アメリカの永住権 (グリーンカード) を取得し、
現地の人と同じ学費でアメリカの大学に子どもを行かせる人も
居るようです。
更に、外国となると為替の変動によってコストが変わってきます。
特に円安になると、円で収入を得ている多くの日本人にとっては
かなりのコスト高ですよね。
1 ドル 80 円が 120 円になると、およそ 1.5 倍です。
現地の生活非も当然現地通貨で消費します。
例えば 30 万ドルだったとして、
1 ドル 80 円だと 2,400 万円、
1 ドル 120 円だと 3,600 万円です。
為替の差分で海外留学費用が家 1 件分だった
という話を知人がしていたのを思い出します。
もしかすると 30 万ドルでも足りないのかもしれませんね。
子どもが望んだ場合
もし自分の可愛い子どもたちが勉強を好きになって、
勉強したいと言ってきたときに、
お金が無いから “いいよ” と言ってあげられない状況になることは
絶対に避けたいものです。
ただ、双子なので 2 人分となると、
計画無く実現できる代物ではありません。
しっかりと計画・遂行・振り返り・再考を繰り返す必要があります。