我々 (親) の老後の生活はどうなる
2016/03/12
前々回、年金問題に少し触れました。
ご存知の通り、日本は超高齢化社会です。
少子化っぷりは半端ないです。
これは、老後の生活を支える年金システムを
期待することが出来ないことを意味します。
年金の仕組みは、簡単に言うと
若い人たちが働いて稼いだお金の一部を集めて、
お年寄りに生活費として使ってもらう構造です。
スポンサーである若者が少なく、
お金が支給されるお年寄りがめちゃくちゃ多いということは、
若い人たちから集めるお金を多くするか、
お年寄りが受け取るお金を少なくしない限り成り立ちません。
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自分の老後の生活は自分で何とかする
我々世代の老後の生活は、
年金システムを頼りにすることが
出来ないということになります。
老後の生活資金を国の制度に頼れないとすると
自分で何とかするしかありません。
何とか出来ない場合は、
子どもたちに頼ることになってしまいますが、
子どもたちは更に高額な年金支払をしているでしょうから
親を支えることは困難ですし、足を引っ張られてしまいます。
また、親である我々が介護を必要とする場合、
介護の費用はとんどもなく高額です。
国の介護支援についても財政難のため、
どんどん薄いものになることが容易に予想できます。
子どもがそれを担う場合、かなりの足かせになるでしょう。
親は子どもの足をひっぱる訳にはいきません。
自分の老後の生活や介護費用くらい、
計画建てて自分で何とかする必要があります。
これは子どもたちのためでもあるのです。