色々と不完全なのは合理的
毎日育児と仕事と家事に追われる生活をしています。子育て世代なので、気になる出費はやはり教育費です。が、それと合わせて、自身の老後の生活費だとか、もしかすると近い将来、親の介護費等もやりくりする事態に直面するかもしれません。
そういった事態に備えるためにも、金融リテラシへの理解や勉強は欠かせないですし、普段の出費も工夫して抑えたり、同じ支出をするにしても賢く支払う方法を模索しています。その一環がクレジットカード利用です。で、とあることをきっかけに、クレジットカードのことを調べていました。その中で、まぁ世の中って自然体でそうなるのも仕方なしかな、と思えたことがありました。
スポンサーリンク
参照頻度の低い情報へのアクセスは困難
普段使いする分には特に困ることはさっぱりありませんが、ちょっとイレギュラーな面倒事に巻き込まれてしまい、普段使わないクレジットカードのサービススペックに頼る必要が生じました。で、色々と調べていったのですが、調べども調べども、理解が追いつかず、的を得た解説が公式サイトにも載っていなく、分かり難い…。
で、結局、問い合わせ窓口に電話したのですが、まず繋がらない…。フリーダイアルに電話すれども、混み合っているので翌日以降での電話予約をご利用下さい もしくは 営業時間内に再度おかけ直し下さい、のガイダンス。仕方ないのでフリーダイアルではなく、03 や 06 から始まる通常の電話番号に電話してみると、取り合えず繋がりました。が、最後の最後で混み合っているので待つようにアナウンス…。暫くしてようやく繋がるレベルです。
で、電話で確認したいことを聞いてくと、トントンと確認出来て解決。
全てを救うような準備は過剰投資
電話窓口の担当の方が、スラスラと答えてくれたので、拍子抜けといった感覚が沸きます。そんだけスラスラ答えられるなら、公式サイトの説明に書いておけよ、と。がしかし、多分、その質問はかなりマイナーなモノなのでしょう。つまり参照頻度が低い情報。これを公式サイトに乗せるとコストが生じます。ただ解説文やら QA を考えて載せるだけ、と思うかもしれませんが、サービススペックは細々と変動しますので、その度に情報の更新が必要になります。そういった更新やメンテナンスもコストになるのです。
問い合わせ窓口には、そういった感じのフォローが漏れた疑問や困り事を持った顧客の声が集まるところです。他の誰もが疑問に思わず、困っても居ない内容を質問すると、解決までには仕様の確認等が必要なので時間がかかりますが、よく聞かれる事柄集がノウハウ、ナレッジとして貯まり、それを参照して答える感じです。
といった感じで、一見、物事は完全ではないように思えますが、それなりに合理的に出来ていて、この不完全な状態が合理的だったりする訳です。利用者からすると不便で面倒ですけどね…。