早速、リモートワークの準備
2020/07/04
最近、転職先の話題が続いています。
これまで子ども中心だったところを、
少しだけ自分の人生に目を向けて決めた転職です。
やりがいのある仕事にもアサインされ、
言うこと無しですが、
強いて言えば通勤時間が辛いところ。
前職の通勤時間よりも 45 分くらい増えてしまってます。
往復だとその倍ですので、90 分。
結構大きいです。
家庭のこともコロナのこともあるため、
リモートワークのセットアップから取り組むことになりました
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DaaS v.s. SaaS
前職でシンクライアント端末というキーワードで
とあるプロジェクトに取り組んでいた時期がありました。
随分と前の話で、
まだまだリモートワークとかが
今ほど浸透していなかった時代です。
その取り組みの中で、
サービスや機能をネットワーク越しに使うには
いくつか方法があることに気付きました。
一つは、
OS およびデスクトップをネットワーク側に配備して
利用者は画面転送で
ネットワーク上の OS やデスクトップおよび
その上で動く各種アプリケーションを利用する DaaS という方式。
もう一つは
サービスや機能やアプリケーションのサーバを
ネットワーク上に配備して、
利用者は自分のローカルパソコンの OS やデスクトップおよび
その上で動く各種サービスや機能のクライアントを利用し、
前述の各種サーバとアクセスする方法。
私のプロジェクトでは前者の DaaS を推していましたが、
このコロナ禍の経験を経て、DaaS は厳しいように感じました。
利便性、セキュリティ、設備費のバランス
DaaS は OS やデスクトップを
丸ごとネットワーク側に配備しますので、
ローカルにファイルが残らずセキュアと言われています。
良いソリューションと思っていますが、
いざ大勢の人に提供しようとすると、
かなりのネットワーク負荷とサーバ負荷がかかり、
設備増のためのコストが課題になります。
一方の SaaS はローカルにファイルが残ることもあるので、
セキュリティ面で懸念が残りますが、
DaaS よりは設備負荷が少ないです。
また、セキュリティへの考慮も、
別のソリューションとの組み合わせで
実務上問題ないレベルまで解決出来ます。
最近では自己防衛機能がセットアップされたパソコンがあります。
パソコンを起動してログインする際のパスワードを間違えると、
ハードディスクを消去する仕組みです。
DaaS と比べてセキュリティ面が不安視されることもありますが、
十分な対策と思います。
また、ローカルで作業出来ますので、
ファイル操作や編集も快適で、
作業者にストレスを与えません。
幸いにも今の勤め先は後者の SaaS でリモートワークです。
総合的に判断されていて、合理的に思えます。
前職は前者の DaaS でリモートワークでした。
こんなところでも、
従業員のパフォーマンスに差が生まれているのですね。