双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

信じることの大変さ

   

子どものことを最後まで信じることが親の務めの一つだと思っています。どんなに世間から何を言われたとしても、自身の子どものことは信じてあげる。勿論、社会に反するようなことをしてもそれを肯定するような信じ方ではありません。誤ったとしても訂正して正しい道に歩み直せることを信じる、といった感じ。間違った道の先に期待があるのでそのまま信じるといった話とはちょっとだけニュアンスが違います。

この信じる、ということは簡単なようで意外と難しいです。例えば学習面。一応、一生懸命勉強して、ピカピカの一流という訳では無いにしてもそれなりの学歴をバックグラウンドに持っている親の観点で、子どもの学習について思うことや考えることは山ほどあります。その考えの範囲から子どもたちがズレる際、それでも子どもたちを信じることってなかなか本当に難しい…。

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巻き返すことを信じる

当たり前ですが大人は子どもより見立て・見通しを付けることが上手いです。多くの人間が短絡的になり勝ちですが、特に子どもは顕著です。先を見通してこういうことをしたり判断したり考えると良い、と子どもたちにアドバイスしますが、その通り実行されることは勿論稀です。そして子どもたちのちょっとズレた軌道の先に何があるかも予想出来てしまいます。なので度々アドバイスしますが、なかなか軌道修正されない物事も多々あります。それを更にヤイヤイ言うとお互いにストレスが生じますし、家庭内は大惨事になります。

そこでヤイヤイ言うのではなく、子どもたちのことを信じて任せておけば良い、と頭ではわかりますがなかなか実行に移すことは難しいです。なぜなら、そこで行先を間違えた後の軌道修正だとか巻き返しはかなり困難なモノになり、下手をすると切磋琢磨する相手と大きく差を付けられてしまってモチベーションを落し兼ねない勢いです。それでもうちの子たちなら何とか巻き返してくれる、と根拠も無く信じることって本当に勇気のいる覚悟です。

親の考えの範囲外での幸福を信じる

更に難しい信じ方は、子どもたちが自分と似た道を歩むのではなく、全く異なった道を歩む先を信じることです。軌道修正だとか巻き返しさえなく、そのまま親の想像外の方向に行ってしまったとしても、それでもその行先で子どもたちが幸せになり困ったことに直面せず充実した日々を送ることが出来ると信じる。

これは本当に難しいです。勿論、親としても自分以外の人生が山ほどあって、それぞれで皆頑張っていて幸せになっていたり、やはり困難が多くて幸せになれていなかったりしていることは十分わかっています。しかし、子どもたちは親である我々の生活の中で生きて来ています。これと同じ水準を普通と思ってしまっているのなら、別の道を歩む自身の子たちが果たして満たされた生活を送れるのかどうか不安で仕方ありません。多分、世の中の多くの親御さんが同じ考えだったり、逆に自身が歩んだ道のりが険し過ぎたので同じ道になって欲しくなく、親とは別の道を歩ませようとしているのだと思います。その道として多く選ばれるのが中学受験だとかを始めとするアカデミックな教科の勉強なのだと思います。

転ばぬ先の杖を渡し続けても、いつかどこかで一人で歩き始めて転びます。心を鬼にして、もう子どもたちに自分で考えさせて自分で選ばせて、子どもたちを信じて見守ることをし始めないと、ですね…。

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