右に左に右から左から
このブログで何度も触れていますが
うちの子どもたち、
KUMON に取り組んでいます。
足し算、引き算、掛け算、割り算。
そろばんのような暗算はなかなか出来ませんが
筆算で大きな数字を扱うことも出来ています。
ただ、掛け算や割り算は
九九や足し算や引き算を複合的に使うことになり
その計算過程で間違うため、誤答となるケースもまだまだあります。
が、それでも随分と上手になっています。
年長さんでここまで出来てりゃ十分かなーと思っています。
で、最近並行して取り組んでいる知育的な教材。
その中でマス目を用いたモノがあり
行と列および左右上下の方向の理解が試されるものです。
座標の練習といった感じ。
これ、うちの子どもたちは苦手ですが
特に竜太が苦手です。
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上、下、左、右はわかる
マスの数え間違いは
集中力が低いうちの子どもたちにとって
仕方ないところもありますが
少しずつ間違う確率は減っている気がします。
ただ、どうにも解せない間違い方を竜太がよくします。
左右が反対になるのです。
でも竜太は左と右は普通にわかっています。
正面経つと向こう側の人にとっての左右は反対になる、という点は
まだまだ間違い安いですが、
少なくとも、マス目を見ている人から見ての左右は
普通にわかっています。
彼にとって左は鉛筆やお箸で、右がその反対側。
しっかり分かっています。
が、マス目の問題で、一部、左右が反対になる誤答があるのです。
1 から 4 問目までは、以下のような問いです。
・みぎから 3 れつめ、うえから 4 ぎょうめのところに しるし をかこう
・ひだりから 2 つめ したから 5 つめのところに しるし をかこう
ちゃんと正解します。
が、5 問目や 6 問目で、以下のように問われると逆になるのです。
・星印から みぎに 3 つ、したに 2 つのところに しるし をかこう
・星印から ひだりに 2 つ、うえに 5 つのところに しるし をかこう
その間違い方が不可解だったのですが
先日、謎が解けました。
から (from) と に (to) がわかっていない
竜太が誤答するのは
どうやら左右がわかっていない訳では無く
“から” と “に” の意味がわかっていないようでした。
“みぎから 3 れつめ” の意味は理解しています。
右端から 3 つ数えたところ。
右端から 3 つ数えたところに目線なり指を動かす様は
左に向かって動かしています…。
全然間違っていないのですが、この左向きの動作を
“みぎ” というキーワードが出たときに取れば良いと
思ってしまうらしく
“みぎに 3 つ” という表現においても、
“みぎ” というキーワードがあるため、左に向けた動作をするようです。
文法として助詞を理解せず、
キーワード、しかも単語 (今回の例では みぎ や ひだり) で学習を重ねている感じ。
言葉や文章が苦手な竜太らしい頑張りです…。
何とかしがみ付いて頑張ろうとしている姿勢が伝わります。
そんな竜太の頑張りが報われるように
どうにか “に” と “から” が理解して覚えられるように
何とかしてあげたいと思います。
さて、どうしたものかな….。