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印鑑の呪縛、届け印という謎文化

   

賛否両論ありながらも、世の中、脱印鑑の流れになってきているかと思います。確かに以前は必要だった押印が不要になることも増えてきたなぁと実感しており、世の中が以前よりスマートになって来ているように思えていました。”今時、ハンコだなんて…” と私も普段から常々思いながら生活していましたが、そんなハンコ文化に根付いたシステムに足元をすくわれて困った事態に陥ってしまいました。

何の話かと言うと、以前、こちらでも記載していた証券会社の口座についてです。親が勝手に作っていた証券会社の口座、次は届け印の罠にハマりそうです。

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手続きに届け印が必要

親が勝手に口座開設していたため、そのアカウントを復活させる手続きが必要です。必要書類を送って貰い、TOB 公開買い付け期間に間に合うように一生懸命書類作成して返信用封筒に入れて投函しました。が、若干、気になる箇所がありました…。”届け印” です。

私の与り知らないところで作られた口座に届け印として使われている印鑑、これ、十中八九、私が大人になる際に必要となり使っている印鑑と異なると思います。多分、親が実家に転がっているどれかの印鑑を使って口座開設したのだと思われます。そして肝心要の親はすっかりそんなこと記憶に無い状態。証券会社に登録された届け印の印影を発行して送付しようにも、登録されている住所は私の住所ではなく実家のモノ。実家で該当の印鑑を親が探す分には良いのですが、住所変更等々、該当口座を復活させる手続きの書類を私の方だけで作ることが出来ません。こちらで必要事項を記載して、押印部分を実家で完成させるため書類を実家に送って、等々のかなり面倒なことが起こるようです…。

届け印の紛失時のスキーム

いっそのこと、届け印が紛失した場合の手続きを取るという手段もあります。その場合、新たな印鑑の印鑑証明書を添える必要があるようです。が、そのためには印鑑登録をして印鑑証明書を発行するという、役所にいって手続き沙汰となります…。しかもこれ、住民票が実家ではなく今の住処にある私を証明する手続きです。

印鑑証明書を伴う手続きをしたところで、既に存在する口座に登録されている住所の人と私が同一人物である証明には全然ならないのですが、なぜかそういった手続きが必要なのだとか。

・既存の口座の持ち主を A とする
・A と同姓同名・同じ生年月日の私が B とする
・A と B の届け印が一致すれば A = B と言える
・A と B の届け印が一致しない場合はセキュリティ観点で手続き出来ない
・届け印紛失時の手続きを利用して、B の住む自治体の印鑑証明書で B の届け印に上書き可能
・上記手続きの結果、A の届け印を無効化が可能

今回のケースの場合、A = B = 私なので何の問題もありませんが、A と B が別人物であれば口座の乗っ取りができることになります。その点、疑問に伺って聞いてみたところ、どうやら過去の書類の筆跡と今回の手続きの筆跡の違いも見るとのこと。そこでガードがかかり確認が生じると説明を受けました。が、筆跡で確認するならますます届け印の一致・不一致って何の意味も無いような気もします…。印鑑文化およびシステムに縛られて、誰も幸せにならないパターンです。

さてはて。TOB 公開期間中に全ての手続きが間に合うのか不安になってきました。困ったものです。

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