TOB 公開買い付けに向けた準備の中の罠
2023/03/19
先日、人生で初めての TOB 公開買い付けの機会が訪れたことを投稿していました。急ぎ、指定された証券会社の口座を作る手続きに取り組み、口座開設を申し込みましたが、思わぬ罠が潜んで居ました…。ヌルっと口座開設出来るかと思いきや、ちょいと一悶着ある感じです。
TOB 公開買い付け期間は確か 20 営業日なので、約 1 ヵ月。その間に該当証券口座を準備し、現時点で株を保持している証券会社から移管の手続きをする必要があります。はてさて、TOB 公開買い付けに間に合うのか否か。ハラハラドキドキです。
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同一氏名と生年月日で重複検出
そもそも、ふらりとアポなしで証券会社の窓口に赴いて口座開設の手続きに挑んだのですが、その際に受付をして頂けた方から一言忠告がありました。通常の場合、窓口が空いていることはなく予約でいっぱいなのだとか。下手すると門前払いを食らうところでした。が、たまたま立ち寄ったタイミングで空いていたので、たまたま手続き出来たという。
運が良かったと安堵したのも束の間、その翌日辺りに電話が鳴り響き、出て見ると、その証券会社から。どうやら同一氏名と生年月日で既に口座が存在するとのこと。そんな偶然の一致、今までに経験していませんが、その口座が属する支店が私の出身地でした。私は身に覚えありませんが、どうやら親が勝手に私の名義で口座開設していたようです。多分、何かのキャンペーンの折に口座開設したのだと思われます。
凍結口座を復活する運びに
同一名で重複する形での口座開設は出来なく、親が勝手に作った口座には 1,000 円位残高があるので上書きする形にも出来ないと案内されてしまいました…。なので、その口座を使える状態にしていくことが最速になりそう、とのこと。で、その口座、どうやら色々な金融機関の吸収合併等が生じる前のモノらしく、今は存在しない証券会社名の頃の口座らしいです。現状、口座は凍結されている状態らしいので、まず必要書類を今の住処に送って貰い、マイナンバーの登録だとか住所変更だとか、凍結解除時に説明を聞く必要のある事項を電話で聞いたりと、色々と面倒な感じになって来ました….。
一応、これまでの段取りの説明をして頂けた電話では、多分 TOB 公開買い付けの期間に全て終わると思うと仰って頂けていますので、そこまで焦っていませんが、私がふらりと窓口に行くタイミングが公開買い付け開始直後だったから良かったものの、少し温めていたらどうなっていたことやら…。いずれにしても面倒なことには変わりませんが、頑張って乗り越えようと思います。