双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

全員が自己犠牲も含んだ決断は不可能

   

参議院選が終わりましたね。

皆さんは投票されましたか。

勿論、色々な理由で投票権が無い方々も

いらっしゃるかと思います。

でももし投票権があるなら

その貴重な権利は行使すべきです。

世の中を変える合理的な方法が投票です。

勿論それも、民主主義という社会的システムのおかげです。

これが成り立たないところでは

そんなことも言えないのですが

少なくとも日本にはまだ投票する仕組みが機能しています。

が、問題はその投票の参加の仕方。

色々と考えると悩ましく思えて来ます。

スポンサーリンク

自身の利を求めるための団結・投票

学校の授業で選挙だとか投票の仕組みを知るだけでは

まだまだ実態とかけ離れているかと思います。

実際に選挙やら投票というやつは

支持基盤が物凄く重要です。

選挙・投票の際、各個人がしっかり考えて

自身の意思と考えで投票先を選ぶことは

かなり難しいかと思います。

そのため、

あなたの属するコミュニティやらグループにおいては

この人に投票するとお得ですよ、生活良くなりますよ

といった声がけや団結が生まれ、

そういった団体が特定の候補や政党に票を入れます。

例えば勤め先の職場やら仕事の業界。

その仕事や業界の事業継続を優先するような政策を推進する候補が

その人たちの生活を良くするために票を集めます。

こういった団体票を取れる見込みが支持基盤です。

そのコミュニティやグループに属する人は、

深く考えずに、

今の自身の仕事やビジネスや生活が良くなるなら

賛同して票を入れておこうという気持ちになりますよね。

これは非常に利己的です。

例えばそれで優先される政策が進む際、

一方で蔑ろにされるモノも生まれます。

こういった支持基盤には、

自組織、コミュニティ、グループ、業界が優遇される一方、

蔑ろにされるモノゴトの存在には目を瞑ります。

というか考えも至っていません。

国を総合的に良くする人を選ぶべきでは

まぁ人間は利己的な生き物ですし

利己的な主張をぶつけ合って議論して生まれる結論が

全体最適解

という考え方もあるかと思います。

が、その結論で物事の優先順位が付けられ

後回しにされるモノゴトで生じる課題の評価は全然されません。

例えば少子高齢化が進んでいて

将来的には若者の数も足りないですし

国際社会で戦える程の力も養えないことは

物凄く自明ですが

どうしても、高齢者の介護や福祉充実に

国の予算は多くを割り当てます。

勿論、そういった人たちのケアが大切なのはわかりますが

極論、そこに投資をしても将来の日本が良くなる訳ではありません。

本当に生活が困窮している高齢者の方は別ですが

生活レベルを調整することで何とか生活出来る方々も多いと思います。

そういった人たちが、自身の生活のことより

将来を優先するために、若者を優遇する政策の候補者に票を投じるだとか

斜陽産業の従業員は

そこで一致団結してそういった産業の保護を進める政策の候補者じゃなく、

将来性のある産業への投資だとかセカンドキャリアの開拓に

力を入れる政策を推し進めようとする候補者に投票する

といった姿の方が

長期的に見たらこの国を良い方向に持って行くと思います。

が、これもまた、

どの時点の日本を良くするのか

といった時系列のスコープの違いかもしれません。

将来的なコトを重要視する記載の仕方をしましたが

それよりも今を大事にしたい人々が多く

それもまた、

民主主義的に決まるなら受け入れざるを得ない

ということもわかってはいます。

分かっちゃいますが、何となく、ね…。

にほんブログ村

↓1 日 1 回の応援クリック、よろしくお願いします m(._.)m にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング

↓1 日 1 回の応援クリック、よろしくお願いします m(._.)m 育児人気ブログランキングへ
育児 ブログランキング

Facebook ページ

 - 父も勉強