竜子の悔しい気持ち
今年 (2023) のゴールデンウイークも終わり、日常がリスタートした方も多いかと思います。勿論うちもそうです。ゴールデンウイーク中の出来事をこのブログでも綴っていましたが、旅行とか大がかりなイベントは特に用意せず、基本的に家や近辺でのんびり過ごしていました。
家での過ごし方として、子どもたちとボードゲームをすることがあります。我が家のボードゲームの定番はモノポリーです。ゴールデンウイークで何回かモノポリーをしました。楽しく遊べていたのですが、ゲームなので勝敗が決まります。うちの子どもたちはまだまだ精神的に幼いので、この勝ち負けに対する感情コントロールが非常に苦手です。特に竜子は先が思いやられる感じがします…。
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負けたら拗ねる
ゴールデンウイーク中、何回か家族揃ってモノポリーをしていました。子どもたちはボードゲームで遊ぶのが好きらしくて、連休中、時間に余裕があったという理由からか、割と連日、モノポリーモノポリー言っていました。なので何回かモノポリーで遊んでいたら、竜子が負けてヘソを曲げてしまいました。
竜子は将棋なり何なり、とにかく負けると癇癪を起こす節があって非常に面倒ですし見ててイライラします。悔しい気持ちは分かりますが、勝ち負けが関わる取り組みは負けることの覚悟も必要ですし、そうでなくては一緒に取り組んでくれる人が居なくなります。そのため、きつく叱ったのですが、反省の色が見られません…。そしてその翌日、性懲りも無く竜子はモノポリーをしたいと主張。前日のことがあったので私は却下しました。そして代わりにブロックスをすることにしましたが、ここでもまた竜子は同じ轍を踏んでしまい、負けが確定して癇癪を起こし、また私が憤慨するという…。
感謝の気持ちが足りない…?
勝ち負けが決まる競争において、負けたときの悔しさが生じること自体、悪い話ではありません。その悔しさをバネに強くなって行けますから。問題は他者に対する配慮だとか、感謝です。まず、勝っても負けても、プレイ中の楽しい時間を味わえたことは事実。一人で遊べるゲームでは無いのですから、そんな楽しい時間を過ごせたことに、その楽しい時間を作ってくれた人たちに感謝が必要です。そしてまた次もそんな機会を作って貰えるように他者の気分を悪くしてはいけません。そんなに喜んで貰えるなら自分も嬉しいし、楽しかったのでまたやろうと思って貰う必要があります。
この辺りの配慮が子どもたちに足りない理由は、勿論、まだまだ幼いからです。何をしても、横柄なことをしたとしても、周りはきっと今まで通りしてくれるだろうと無意識に思っています。最たる例は赤ちゃんですね。周りの大人も赤ちゃんが何もできないことは知っていますので成り立ちます。ところが年齢を重ねていくと、その年齢分の責任なり成長を求められてしまいます。竜子は自分の悔しい気持ちを優先し過ぎています。その気持ちも大事ですが、まず最初に周りのことを気遣って欲しいものです。