互換インク (インクのチップス) 冬は困難
このブログではよく子どもたちの勉強の様子に触れています。子どもたちが就学するタイミングで、以前使っていたプリンタのスキャナ機能がお亡くなりになり、騙し騙し使っていたのですが、ついに全く動かなくなりました。致し方なく新たに調達したプリンタ、というか複合機は主にスキャナ機能を重要視したものです。
一方、ある程度の学年になると、プリント教材というよりテキストを見ながらノートを使って問題を解いていったりしますが、まだまだ小学生の低学年の頃はプリント教材を用意して、それに直接書き込むスタイルがやりやすいです。その意味において、色々なドキュメントを印刷する機会がありますが、印刷コストは地味に効いて来るモノです…。調達した複合機は印刷コストが高く、お財布に優しくないという課題がありましたが、それを和らげるために導入を決断したモノが互換インクです。純正インクより安くて良いのですが、品質は不安がありました。取り合えず使えていたので安心していたところですが、やはり互換インクだから致し方無いと思えてしまうことも起きています。
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インクが飛ぶ、スジが入る
寒くなったころからか、プリンタのインクのトラブルが生じるようになってきました。具体的な症状としては、まず印刷物にスジが入ってしまう点でした。そのスジは意図しない色で入るのではなく、逆に色が付かないことでスジが入る感じです。一定の間隔で無色の線が入りますので、そこに印刷されるべき文字とかが印刷されず、読むのが困難に。
次に顕著なトラブルとしては、前述のスジと合わせてインクが紙に飛び散っている感じでした。しかも最初は白黒印刷なのに黄色いインクや赤味のあるインクが飛び散っている感じで不気味な見栄えに。勿論、色の選定はインクに原因があるのではなく、プリンタの仕様です。どういう訳か、白黒印刷でも赤青黄色の色をある程度使っているらしいです。
で、前述の通り気温が下がった最近に見られる症状なので、十中八九、気温が原因していそうです。
純正インクでも起こり得る、らしい
少し調べてみると、大手プリンタメーカーのサイトで私のプリンタと同じ症状について触れている説明文を見つけました。どうやら純正インクでも同じような事態にはなる可能性があるようです。気温が下がるとインクの成分的に固まってしまってプリンタのインクのノズルが汚れてしまったり、うまいことインクが飛ばないのだとか。
とはいえ、何度も寒い日本の冬を経験している中、気温が下がってこの事象が生じたことは初めてです。今の互換インク (インクのチップス) を使い始めて初めて迎える冬なので、まぁおそらくこの互換インクが原因であると考えられます。症状としてはプリンタのノズルクリーニングを行い、ノズルをプリンタの設定画面に従って調整していくことでスジとかインクが飛んだり、ズレたりする事象を解決出来ていますが、またしばらくして印刷するとまたインクが飛んだりスジが入ったりします。さすがにズレはもう起きないようですが、何度もクリーニングが生じると、クリーニングでインクをゴンゴン消費するので、せっかく安いインクを導入した意味がなくなってきますね…。クリーニング用のインクでクリーニングすることでそのコストも下げられるという説明を見ましたが、そのためだけにインクを入れ替えてクリーニング用のインクも別途保管しておいて、等々すると利便性が悪いですし。
まぁ互換インクを利用する上では覚悟する事象です。通常の印刷時のコストは抑えられているので、我慢するしかありませんね…。