映画視聴 : アーヤと魔女
仕事で忙しかった 4 月を経て、GW の連休に突入。しっかり充電していますが、GW 明けの社会復帰が恐怖でしかありません。以前と比べてグッと仕事で忙しくなったのですが、その忙しさは割と定常化しそうな気がしています。心身ともに死なないよう生き残ることを優先して何とかこの状況を耐え忍びたいと思っていますが、まずは束の間の休息の GW を楽しまないと、ですね。
GW で時間があるため、子どもたちとたまに楽しんでいた映画鑑賞を再開しました。先日、ハリーポッターと賢者の石を見ていましたが、今回はジブリの アーヤと魔女 です。
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評価低そうと思ったら案の定
最近のジブリ作品を見たのは久しぶりな気がします。ナウシカ、ラピュタ、トトロ、もののけ姫の出来栄えが良すぎるためか、最近のジブリ映画は何か纏まっていないというかしっくり来ないモノが多いイメージです。紅の豚 だとか 風立ちぬ のようなやや大人向けのモノは良いモノがあるのですが、どうしても子どもと一緒に見ても楽しめる類のモノは、最近、ジブリは不調な気がします。
で、アーヤと魔女 を見ていたのですが、従来通りの絵ではなくフル CG 映画。もうこの時点でジブリっぽさも無く、賛否両論、主に “否” の意見が多くありそうです。声優に違和感があるのはジブリの毎度のことなのでスルーするとして、主人公像がジブリ映画からすると異質な点。しょっぱなからこの作品の主人公は強過ぎます。ジブリ作品に見られる、少しずつ成長する主人公と違うのです
という諸々の点があるので評価低いだろうなぁと思って internet で検索したら案の定の低さでした。
楽しめたがジブリの必要性は無い
客観的な評価よりも自身の主観的な評価の方が大切です。実際に鑑賞してどうだったかというと、実はかなり楽しめました。主人公の強さが随分と頼もしく、ハラハラドキドキな感じがそこまで大きくありませんので、変な緊張感とかも無く、主人公の痛快な言動がスカッとします。物語の終わり方の評判が頗る悪い点は、私も “え ?” と思いましたが、まぁそこに至るまでに主人公が色々とやり遂げたことを鑑みると、それ以上特に大きなイベントも無さそうなので、そこで終わるのも納得っちゃ納得です。
と言う感じに割と満足したのですが、ジブリを楽しむって感じはしませんでした。別にこの作品がジブリである必要は無いですし、ジブリじゃないところのモノでも違和感がありません。ただ、ジブリのブランドを帯びていない場合にこれを見る気になるかというとそれも疑問です。まぁこの割と安定して楽しめたってのはジブリの賜物なのかもしれません。
総じてレビューとかで見られる程悪いモノでもなく楽しめますので、まだ見ていない方は見てみると良いと思います。